世間はGW真っ只中ですが緊急事態宣言下ということもあり
僕は家から出る予定がなかったのですが
僕は車で一人、福島の海辺まで出かけようかと検討中...。
フィルムカメラのすきなとこ。Nikon F3と50mm
さて、今回も昔の写真を遡って掲載していこうと思います。
今回は、Nikon F3と50mmで撮影した写真たちの作例と共に
フィルムカメラのすきなとこ、テーマに書いていきたいと思います。
光の柔らかさが全て一列になる
デジタルじゃ決して味わえない写真の風合いが
フィルムにはあります。
その風合いの味噌になっているのは、なんてったって光なんですね。
光の柔らかさが全て一列になる感覚。
デジタルだとWBだとかISOだとかカチカチカチカチ変えることができるもんね。
青っぽい写真にしようとか、ちょっと暗めにしようとか
簡単にできちゃうんです。
フィルムでも、現像してデータ化してからは
いくでもLightroomで編集することはできますけど
でもやっぱり、仕上がったまんまの写真って
生っぽくて好きなんですよね。
これは写真家の考え方によりますが、Photoshopのレタッチをどこまで許せるかとか
そういう類の話なんですけどね。
個人的に、僕はそのフィルムが持つ特性を楽しむのが素直に好きです。
だから、唯一ぼくが意識的に使わない苦手なフィルムってのもあって
フィルム選びから楽しいんですよね。
カメラとギターは似ている
ぼくはカメラが好きな以前に、もっともっと前からギターをやっています。
ギターは形から持ったときのギタリストの姿から何からなにまで好きなんですけど
ギターとカメラは似ているんですよね。
というのは、ぼくが一番似ていると思うのはアンプと繋げたときのギターと
フィルムカメラ。
ギターの音をどでかく鳴らすためのアンプ、アンプによって出る音が違う
例えば、歪ませるときの「じゃーーん!」なんて音もアンプによってそれぞれ異なる。
ぼくが好きなギターの歪みは、粒が揃っていて丸い感じの音。
トゲトゲ、ちくちくした歪みっていうのもあってあんまりそういうのは好みません。
曲とかによってはいいんだけど、個人的に好きなのは前者。
だから、マーシャルのアンプでもこのアンプが好き!というのがあります。
そんな感じで、フィルムカメラはフィルムの時点で粒子の好みっていうのがあります。
「フィルムはどれを使っても同じだろう」って思ってた時期もあるし
そう言われたこともありましたけど、やっぱり違います。
ISO100とISO200とISO400じゃ細かく見たら違います。
スマホとか小さい画面で見る分には大差ないんだけど
やっぱり大きく拡大してみると違いってのがわかります。
ぼくは、以前に写真編集などでも使うようにEIZOのモニターを購入してから
写真を割と大きく拡大してみることが多くなったので、この違いを感じています。
Macbook Air 2020 / EIZO FlexScan EV2785-WTを購入! - それはハッピーエンドなんだ
SNSにあげるだけと、それ以外で使うのではやっぱり考え方が全然違いますから
どこまできちんと根拠や理由をもって、そのフィルム・そのカメラを使っているのか
まで考えているのは作品づくりとしてはとても大事なことかと思います。
口で説明できなものっていうのは、あんまり丁寧じゃないなぁと思うぼくなので
そういうところまで大事に自分の意思を関与させていきたいんですよね。
50mmはあんまり好きじゃない(個人的)
50mm、個人的には距離が近いんですよね。
なんだか、グッと近い!
50mmの距離で人を撮るのが苦手!
これはフィルムのすきなとことか関係ないじゃないかって話なんですけど!
単純に50mmが苦手!
こうやって、大事な足元切れちゃうとかそういうことが起きちゃうのが
50mmの苦手な所。
でも、いい写真だからあげちゃおっと。
デジタルじゃ撮れない光漏れがある
これ、フィルム装填して1回目の写真でありがちな写真
光漏れしてて、ぶぁっ!ってなってる写真。
これ、絶対デジタルじゃ撮れないんで
これがTHEフィルムたる所以。
こういう失敗じゃないけど、フィルム特有のクセみたいなものが愛おしいんですよね。
フィルムならではの一枚。
こういう写真だけを集めた写真集だって作りたいという気持ちさえあります。
THE PARTIAL、みたいなタイトルでね。
まとめ:フィルムカメラを使おう!
今回はNikon F3と50mmで撮ったある1日の写真を掲載しました。
これらは3年前の写真を引っ張り出して掲載しました。
こうやって写真を見返すと、あの頃はこうだったとか
こんなことを想っていたとか、そういうことまで思い出させてくれるから
写真っていいねぇ。好きだねぇ。
デジタル写真も、iPhoneの写真も
なんでもいいけど、せっかく撮ったなら写真は是非見返して欲しい。
見返して、よかったらプリントなんてしちゃって
部屋に飾ったり、飽きたらしまってみるのだっていい。
撮った写真を見ないで、そのままにしておくなんて勿体無いです。
一度形にしたものは、あとで掘り返して懐かしい!ってなるまでが写真
その時の流れを楽しむのも写真の醍醐味です。
昔は、プリントを前提としてカメラはありました。
(今のようにスマホやPCが普及していなかったため)
だから、プリントしていて角が折れちゃった写真とか
パリパリになった写真なんかが、懐かしいところから出てきたりするのも
よかったんですよ。
良くも悪くも今はデジタル化、データ化になっちゃってるけどね
やっぱり、想いは形にするのがオススメです。
ほんなら、是非フィルムカメラに興味がある人いたら
挑戦してみたらいいと思います。
こちらのブログでは永遠に写真やカメラのこと
フィルム写真のことなどを題材にブログを書いておりますので
よかったら他の記事もご覧になってみてください!
では、トッシーでした。
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