
Olympus PEN EFは、いつもぼくのウェストポーチに入っているカメラです。
軽くて、気軽で、さっと取り出して撮れる。
そしてハーフカメラなので、1本のフィルムでたくさん撮れる。
この「たくさん撮れる」「すぐ撮れる」という軽やかさが、スナップ写真ととても相性が良いんですよね。
今回は、Olympus PEN EFにFUJIFILM PRO 400Hを入れて、原宿と秋葉原で撮影したスナップ写真を掲載していきます。
せかいちゃんとてらじちゃんという、最強の二人を撮影した日のフィルムスナップです。
Olympus PEN EFの作例が見たい方、ハーフカメラで人物スナップを撮ってみたい方、フィルムカメラで原宿や秋葉原を撮る雰囲気を知りたい方の参考になれば嬉しいです。
- PEN EFスナップ最強説
- 原宿|Olympus PEN EF × FUJIFILM PRO 400H 作例
- アメ車と二人、ロードサインの前で
- 秋葉原|Olympus PEN EF × FUJIFILM PRO 400H 作例
- おまけにソフマップ
- Olympus PEN EFはスナップに向いているカメラだと思う
- まとめ:PEN EFも、せかいちゃんとてらじちゃんも最強だった
PEN EFスナップ最強説

昨年、撮影依頼をいただいて撮影させてもらったときのフィルムスナップです。
使用したカメラは、Olympus PEN EF。
フィルムは、肌色をきちんと出したかったのでFUJIFILM PRO 400Hを入れて臨みました。
ただ、この日は日中の撮影だったにも関わらず曇天。
光量が思ったより足りず、Olympus PEN EFのシャッタースピードが自動で落ちた結果、ほとんどの写真がブレてしまいました。
少し不甲斐ない結果ではあります。
でも、フィルム写真ってそういうところも含めて面白いんですよね。
完璧に撮れていないからこそ、その日の空気や、街のざわつきや、二人の動きが残っているようにも感じます。
ということで、今回はそんな写真たちをそのまま掲載していきたいと思います。
Olympus PEN EFを探す
フラッシュ付きのハーフカメラとして人気のOlympus PEN EF。中古カメラなので、状態や動作確認の有無を見ながら探すのがおすすめです。
35mmフィルムを探す
Olympus PEN EFは35mmフィルムを使用するハーフカメラです。1本で通常の約2倍撮れるので、スナップ撮影との相性がとても良いです。
原宿|Olympus PEN EF × FUJIFILM PRO 400H 作例

原宿の竹下通りを少し歩いて、路地裏に入るとすぐにグラフィティが見つかります。
路上にある、そういった雰囲気が好きです。
綺麗に整えられた場所ではなく、少し雑多で、少し荒れていて、でもちゃんと街の匂いがある場所。
そういう場所に人が立つと、それだけで写真に強さが出る気がします。
Olympus PEN EFは、こういう街のスナップに向いているカメラです。
構えすぎず、さっと取り出して、ぱっと撮る。
この気軽さがいいんですよね。

こういう何気ない一枚も、ハーフカメラで撮ると少しだけ軽やかに見えます。
35mmフィルムを通常の半分の画面で使うからこその粒子感や、少し荒い雰囲気。
それがOlympus PEN EFの魅力だと思います。
高画質で、シャープで、完璧な写真というよりも、その場の勢いや空気を持ち帰るカメラ。
ぼくにとってPEN EFは、そういう存在です。

午後の光のなかで撮った一枚。
日中とはいえ、曇天だったので全体的に光は弱めでした。
それでも、やわらかい光が入るとフィルムの雰囲気が出ます。
FUJIFILM PRO 400Hは肌色が綺麗に出る印象があって、人物撮影では好きなフィルムでした。
現在は入手しづらいフィルムになってしまいましたが、この時の写真を見ると、やっぱり良いフィルムだったなと思います。

原宿から渋谷あたりを、この子たち二人とカメラをぶら下げて歩いていると、街ゆく人たちにたくさん見られます。
ぼくがもっと若い頃は、その感覚を妙に意識してしまって、照れてしまって、少し苦手でした。
でも、今は全然そんなことはありません。
それよりも、光がある場所に早足になったり、ゆっくり歩いていいよと声をかけたり、ごめんやっぱり走って、と走ってもらったり。
写真って、一緒に作っていくものなんだなと思います。
撮る側にも役割がある。
撮られる側にも役割がある。
そして、街や光や通行人も、その写真の一部になる。
そういう感覚を持っている人と写真をやると、すごく面白いです。
アメ車と二人、ロードサインの前で

この写真、個人的にはすごくお気に入りです。
ドロドロ音を響かせながらやってきたアメ車を捉えながら、彼女たちを座らせて撮った一枚。
残念なのは、少し露光が足りなかったことぐらいです。
でも、構図は本当に良いと思っています。
等間隔にやってくるタクシー。
左折をしているアメ車。
ロードサインの前に座る女の子二人。
この組み合わせがすごく良い。
まるで2020年ではないような、少し不思議な時代感があります。
こういう一枚が撮れると、やっぱり写真は楽しいなと思います。

実は、このカットは複数撮っていました。
こちらはモデルの二人は綺麗に写っているのですが、後ろからやってくるアメ車が見切れてしまっています。
全体的な構図も、あまり楽しくない。
前者のカットの方が、写真としておもしろいんですよね。

自転車を担いでどこへ行くんだい?
これはこれでおもしろいけれど、お蔵入りです。
やっぱり前者の一枚がおもしろい。
写真のセレクトって不思議です。
ただ綺麗に写っているものが良いとは限らない。
少しブレていても、露出が足りなくても、その一枚にしかない空気があれば、そちらを選びたくなることがあります。

せかいちゃんの頭から、触覚みたいなものが生えているように見える一枚。
こういう不思議な写真って、やっぱりスナップの醍醐味だと思います。
狙って撮れるものではない。
でも、偶然写っている。
その偶然が、写真を少し楽しくしてくれる。
写真はやっぱり楽しくないと、と思わせてくれる一枚です。
この日の原宿撮影はこれにて終了。
秋葉原|Olympus PEN EF × FUJIFILM PRO 400H 作例

こちらは、後日別日に撮影した秋葉原でのカットです。
この日も依頼をいただいて、デジタルで撮影している合間にOlympus PEN EFでも撮らせてもらいました。
デジタルでしっかり撮る写真と、フィルムで合間に撮る写真。
同じ日に同じ被写体を撮っていても、全然違うものになります。
フィルムで撮ると、少し余白が生まれるんですよね。
撮ってすぐに確認できないからこそ、撮ったあとのことを少し忘れられる。
その感じも好きです。

いわゆる秋葉原らしいポイントでの撮影は、あまりしませんでした。
でも、この格好で歩く二人と同行していると、目立つのは間違いありません。
秋葉原という街の雑多な雰囲気と、二人の存在感。
そこにOlympus PEN EFの少しチープで軽い写りが重なると、なんだか良い感じになります。

こういう、退廃的というと大袈裟ですが、少し荒れた雰囲気のスポットと二人は映えますね。
コントラストがカツンとしていて良い感じ。
叫びました。
背景が綺麗すぎない方が、人物が立つことがあります。
街のざらつきと、人物の存在感。
そういうものをそのまま残せるところも、フィルムスナップの好きなところです。

嗚呼、ピザが食べたい。
こういう看板や文字が写り込む写真も好きです。
街の中にある文字って、その時代の雰囲気を残してくれる気がします。
看板、ポスター、路上の文字。
そういうものも含めて、スナップ写真はおもしろいです。
おまけにソフマップ

写真は自由で楽しい。
そして、大袈裟に言うなら、その人の人生の一部を切り取らせてもらう感覚があります。
あまり重い感覚で思っているわけではないのですが、どこかでそういう感覚は大事だと思っています。
どんな被写体の人であっても、今までの歴史があり、これからの時間があります。
今日、この瞬間の写真を撮らせてもらうということは、その人の時間の一部を写すということです。
リアルよりリアリティのある瞬間を切り取る。
だからこそ、相手に対する十分な尊敬を持って、ぼくはこれからも写真を撮っていきたいと思います。
そして、実はこの原宿・秋葉原の撮影でひとつ反省したことがあります。
どうやら写真に没頭していると、周りが見えなくなる節があるようで、少々街ゆく人に迷惑をかけてしまったような気がします。
これは気をつけなければいけないなと反省しました。
それでも、瞬間瞬間を逃すわけにはいかない場面があります。
もっと街に、人に、自然に溶け込んでいかなければいけないなと、帰りの電車で思っていました。
Olympus PEN EFはスナップに向いているカメラだと思う
Olympus PEN EFは、やっぱりスナップに向いているカメラだと思います。
理由はとてもシンプルです。
軽い。
小さい。
たくさん撮れる。
フラッシュも付いている。
そして、難しいことを考えすぎずにシャッターを切れる。
もちろん、露出や光量の面では難しい場面もあります。
今回のように曇天で光が足りないと、ブレてしまうこともあります。
でも、それも含めてPEN EFの写真だと思います。
ハーフカメラ特有の粒子感。
少しチープな写り。
軽やかなシャッター。
そういう要素が、街のスナップや人物撮影とよく合います。
完璧な写真を撮るためのカメラというより、写真をたくさん撮りたくなるカメラ。
Olympus PEN EFは、ぼくにとってそんな存在です。
まとめ:PEN EFも、せかいちゃんとてらじちゃんも最強だった
今回は、Olympus PEN EFで撮影した原宿・秋葉原のスナップ写真を掲載しました。
撮影は思ったようにいかなかった部分もあります。
曇天で光量が足りず、ブレてしまった写真も多かった。
それでも、見返してみると、その日の空気や、二人の存在感や、原宿・秋葉原の街の雰囲気がちゃんと残っていました。
Olympus PEN EFは、やっぱり最強のスナップシューターです。
そして、せかいちゃんとてらじちゃんも最強の二人です。
写真は自由で楽しい。
街を歩いて、気になった場所で立ち止まって、誰かと一緒に一枚を作っていく。
そういう時間そのものが、写真の楽しさなのだと思います。
またOlympus PEN EFをウェストポーチに入れて、どこかの街へ写真を撮りに行きたいです。
今回も最後まで読んでくれありがとうございます。
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