それはハッピーエンドなんだ

脱・フリーランス!起業した30代独身男の写真や音楽、生活や旅のおはなし

デジタルカメラに5万円、フィルムやフィルムカメラに5万円


f:id:toshi0690:20210807141758j:plain

写真

お金

考え方

 

 

 

 

 

 


 

またやってきました写真とお金のこと。

f:id:toshi0690:20210807141827j:plain

ここ最近、ひとりでちょっと考えていたことを

頭の中だけではなくてきちんと文章にすることで

もう少し整理されるかもしれない、とブログを書くことにしました。

最近は、そういうことをあんまり考えずにいたんですけど

それは意図的になるべく考えないようにしていただけで

ちょっとやっぱり目をそむけてられん!ということで

この記事を書くことにしました。

 

 

 

 

RICOH GR2購入か問題

RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840

いや、もういっそ

そんな数年も悩んでるならとりあえず買っちゃってさ

使って、それから判断すれば!?と自分でも思うんですけど

なんかそんなことでウジウジ考えてる自分が多分割と好きで。

 

そんなダイナミックじゃないからこそ、自分のちっぽけさとか

小ささが出てて個人的におもしろいなって思っているんですけど。

 

 

と、いうのもRICOH GR2は中古相場で大体5万円から6万円ぐらいで

購入できるかな。ヤフオクとかメルカリとか見ればだいたいそれぐらいで買える感じです。

 

で・も!

この5万円がなかなか出ない。

お金がないわけじゃない、仕事も頑張っているし

せいぜい5万円ぐらい!!!ササっと!!!出せるぐらいの財力はあるわい!!!!と

 

いうところなんですが、なかなか買えない。

それはなんでなんでしょうか。

 

 

 

フィルムやフィルムカメラに5万円

f:id:toshi0690:20210807141906j:plain

いやーーー、これは出せちゃうんですよね。

ホイホイ出せるんですよ。

 

自宅にある、TOYOリビングの防湿庫

僕はすごくお気に入りの防湿庫なんですけど

その中に大量のフィルム、フィルム、フィルム。

 

でも、よくみたらスナップ用につかうISO200の

KODAKのフィルムがもう在庫が少ないことに気づき

ネットでとりあえずKODAKのフィルムを20個買ったんです。

 

Kodak Color Plus 200 35mm 36枚撮 10本セット [並行輸入品]

 

で、だいたい1.2万円とか1.3万円とかかかるわけですよ。

 

36枚撮りでしょう、、10本で360枚だから×2で720枚撮れるのかー。

ということですが、フィルムなんて本当案外サクサク使っちゃいますから

結局フィルム買うのにすぐウン万円ってお金はかかるわけですよ。

 

ましてや現像をお店で頼めば1本安くても500円から一般的には1000円とか1500円とか

現像でかかるわけです。

 

もうね、5万円どころじゃ済まないじゃないですか

フィルムカメラなんて、バシバシ使おうと思ったら。

 

でも、フィルムカメラに対する5万円は使えちゃうんですよ。

 

 

 

 

 

 

フィルムとデジタルの違いとか魅力とか

f:id:toshi0690:20210807141927j:plain


 

ではなぜ、デジタル買うのに躊躇して

フィルムにはお金が使えるのだろうか?

 

デジタルは、ランニングコストもかからないし

とりあえず5万円払えば、何枚撮ってもそれ以上お金がかからないんですよ。

せいぜい次お金がかかるといえば、万が一カメラが壊れて

修理するときにお金がかかるぐらいのこと。

 

でもそんなのフィルムカメラだって同じだからね。

フィルムだって壊れりゃ修理にお金がかかるわけです。

 

 

じゃあ、ちょっとお金のことばかりじゃなくて

写真について考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

デジタルとフィルムの違い

f:id:toshi0690:20210807142003j:plain

デジタルはやっぱり便利ですよね

夜撮影したって、適当にシャッター切ったって露出はオートでやってくれるし

RICOH GR2でいえば、フラッシュ機能もついてるから

サッと取り出して、サッと撮影できる。

 

んでもって高画質でしょう

ピントもオートだし、何かも簡単に撮れて

GR2についているフラッシュの性能差はあれで

最低限、被写体が映っててピントもそれなりに合うって状況でしょう。

 

 

仮にフィルムならどうか?

比較するカメラによるが、例えば僕がずっと使っているCONTAX T2なら

ピントはオートで、フラッシュもついてるから

そういう意味じゃ、はずしはあんまりない

けど、入れてるフィルムによっては全然撮れなかったり

仮にフラッシュをつけずに夜撮影なんてしようもんなら

ピントはずれずれ、もちろん露出不足で真っ暗なんてことも多々ある。

 

まぁ夜撮影フラッシュなしってことは基本的にはないわけですが...

 

仮にこれがNikon F3ならどうでしょう?

Nikon F3にはフラッシュ機能ついてませんし

ピントもマニュアルです、スピードライトをつけて

マニュアルレンズでピントを合わせるわけ

 

本当に真っ暗だったらどこにピントあってるのか

ファインダーのぞいたってわからないし

勘でやることだってしばしば

 

フィルムがきれりゃ、フィルムをまきあげて

後ろパカってあけて、フィルム装填して....

 

 

いや!どう考えたってデジタルのが便利じゃん

CONTAX T2でいえば、ぼくは速写ケースもってるから

首にぶらさげて、パチンとケースのボタンをはずして

すぐに撮影ができるけど

 

Nikon F3はそういうカメラじゃないから

いざ!写真撮るよ!的な格好ではじまるわけ。

ささっとスナップなんか撮れないんですよ。

 

 

その点、みてみなよ

RICOH GR2

ポケットにいれて、起動まで1秒、撮影まで1.5秒か2秒ですよ

思ったときに思ったように撮れる、いやーーーめっちゃいいカメラじゃないですか。

 

魅力も満載!

 

な・の・に?!

なぜぼくが数年RICOH GR2買ってないのか

 

それが、ぼくもよくわからないんですよ。

なぜなんでしょう、

 

 

 

 

 

楽しくないんだと思う

f:id:toshi0690:20210807142019j:plain

このことに関して、ぼくはぼくなりに仮説をたてていろいろと検証してきました。

もってないから、結局想像の中でのことでしかないんだけど

 

RICO GR2の魅力が〜とか、そういうことじゃなく

ただ、デジタルというものや写真というものに対して

まだちょっと変なかたまり、凝りみたいなものがあるんだなぁと思います。

 

写真家、カメラマン、いろいろそれぞれ考え方があるように

撮影した写真をデジタル処理することをOKとする人とNGにする人といますよね

 

ぼくは、どちらかというとあまりデジタル処理はしないです。

しない、したくないです。

 

それは、なんかどこか写真じゃない

画像的な感覚を持ってしまうからです。

 

写真のもっている生きた感じがしないんですよね。

とか、偉そうなことを書いてるといろんな写真家・カメラマンが

あれこれ言ったり、思ったりしそうですが

少なくとも!ぼくはそう思うのです

 

写真家、とかカメラマンとか名乗ってるけど

結局、画像家じゃね?って思うんです

 

グラッフィックなんちゃら〜って名乗ってるならいいと思うけど

それは自薦他薦かかわらず。

 

そういう意味じゃ、最近本当に

アラーキー(ここではあえてこう呼ばせてもらいます)最強説です

 

彼のことをは知らないし、あんまり書物とかもみたことないです

たくさんの写真群もみたことありませんが

アラーキーの写真はちょっと目を背けたくなる写真をちらっとみたことがあります

 

なんか、それが真だなって思ったんですぼく

数年前まで、なんかぼくもあれこれ考えて

綺麗に撮ろうとか、そういうことばかり考えてた時期があったんですけど

潜在的に、ぼくの内側にそういうものがないんだから

ないものを撮ろう・作ろうったって無理なんですよ

 

嘘でかためて、はいできました!ぽんっ

 

ってことなら、頑張ればできるかもしれないけど

そんなもの長く続かないでしょう?

 

別に長く続けることがいいことだとは思わないけど

少なくともそうやってぼくは自分に嘘をついたり

あんまりあれこれ重ねたり、作り込んで

出すようなものが好きじゃない

 

好きじゃないの前に、そういうものがぼくの内側にないんだ

ないものは作れない、だから作れないし作りたくない

 

そんなとこなんです。

だから、洒落た写真も撮れないし

もっとリアルなものを切り撮っていきたいなって思っている

そうすると、あんまり技術がどうのとかカメラがどうのってことは

興味・関心がないんですね

 

 

写真家・カメラマンといっても撮っている対象によって

もちろん違い、考え方もあるので

そういう人たちのこと全般をさして批判してるわけじゃないです

 

ただ、ソーシャルグッドな写真を作っている人たちに対しては

そういう、どこか批判めいたところ

皮肉を込めて、画像家さんだねって思うことが結構あります

 

でもって、そんなことを書いてると

おまえの写真はどれだけすごいのかって声が聞こえてきそうですが

すごいとか、うまいとかそういうことじゃなくて

それをやってるということが、もうぼくの全てなんです。

 

ぼくにとっての写真っていうのは、そんな大層なもんじゃなくて

そこにいて、そこでシャッターを切れたってだけで。

 

好きだからこそ、大好きだからこそ

そんな大層なもんにしてほしくないんです。。

カメラや写真

 

もっと、毎日食べれるお米とか毎日食べれる駅前の蕎麦屋とか

そういう感覚でありたいんです

 

 

好きだから、やってるんです

 

で、話戻るけど

 

だから結局、フィルムが好きなんですね

フィルム写真が好きで

 

フィルム写真だから撮れなかったあの瞬間とか

デジタルだったらもっと綺麗に撮れたとか

 

ちょっとした自分に対する、負け・失敗みたいなものも含めて

すごく愛おしいんです。

 

デジタルだったらあんまり負けない、失敗もない

構図とか、なんかそういう作り込みの部分では

失敗ってあるんだろうけど

 

フィルムだったら、もうもともと露出不足ですよーとか

そういうことだって全然起きるわけです。

 

シャッタースピードがうまくあってなくて、ぶれちゃったとか

粒子であれてるーとか。

 

デジタルだったら、それらすべて演出できるんだけど

演出なんだよな、それはやっぱり全部

 

嘘っぱちとまではいわないけどさ、なんかリアルじゃない気がしちゃうんだ

 

だから、デジタルに5万円がちょっと重たいんです

 

 

で、前述した通り

結局そういうイメージがぼくの内側にないから

それをフィルムがぼくのかわりにやってくれる、みたいなところはあるのかもしれない。

あれたり、ぶれたり、ぼけたり

シャッタースピードがあってなくて、ん??と思う写真が生まれたり

 

そういう、部分をフィルムやフィルムカメラという存在が

ぼくにプラスonしてくれてるって感じが一番近いかもしれないです。

 

デジタルで、そういうことを演出できるようになったら

コストも利便性もよくなっていくんだろうけど

 

なんか、どうかな

ファッションと似てて、

おしゃれな人ってちゃんと計算ができてて

緻密な計算っていうと大袈裟だけど、色とか素材とか形とか

全体的に計算できてるんだよね。

 

ぼく、計算苦手だし

なんていうか、そういう計算されたおしゃれって得意じゃなくて

ぼくはどっちかっていうと、抜けのおしゃれというか

抜けのかっこよさみたいなものに憧れてる節があって

 

だからそういうところから含めてもフィルムって

ぼくの性にあってるんでしょうね。

 

もう少し、ちゃんと勉強して計算された大人になれたとき

デジタルがメインになっていくんだと思います。

 

 

フィルム写真は

そういうちょっとしたもやっとした感じがあって愛してる

そのモヤを、形にしたはじめての僕の写真集HAZE(ヘイズ)

残り少なくなってきていますが

よかったら手に取ってみてください

 

こちら

 

 

www.happyendnanda.com

 

www.happyendnanda.com

 

www.happyendnanda.com

 

読者登録よろしくね