それはハッピーエンドなんだ

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カセットテープと音楽 - めんどうは愛だ -


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最近はカセットテープにハマっている僕ですが

欲しい楽曲が詰まっているカセットテープはなんてったって

たけぇ!高い!たけぇんだ!

 

 

 

 

 

カセットテープと音楽

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先日、こちらの記事で書きましたが

 

最近はラジカセにハマっている僕です。

 

今まで音楽といえば、二十歳すぎぐらいから

 

ザ・クロマニヨンズというバンド

 

甲本ヒロトさん、まーしーこと真島昌利さんの影響で

 

レコードを買い始めて、近年でもあんまり大量に買うことはなくなりましたが

 

レコードを買っていました。

 

そして、最近はレコードに加えてカセットテープ。

 

そのお話を改めて今日、していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

チープなのが良い

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SONY CFM-120TV

 

カセットテープ

 

ラジカセのスピーカーの品質によるが

 

基本的に音質最高っていう感じではない。

 

例えば僕が使っているラジカセなんてのは、

 

大したスピーカーがついてるわけじゃあないので

 

音質で言えば、良いわけではない。

 

それに、例えばレコードで言えば音圧がどうとかそんな話も関係ない。

 

僕は詳しくはないが、カセットデッキのレベルによっては確かに全然違う!と

 

はっきりわかるものもあるのだろうが、僕はそんな代物持っていない

 

でも、はっきりとこれだけはわかっているのが

 

カセットテープで聴く音楽は、チープでいい。

 

チープなのが良いのだ。

 

高音質でくっきりはっきり最高音質で聴きたいなら

 

今改めてカセットを選ぶ必要もないし

 

そんな最高級カセットデッキやラジカセを使って音楽を聴くより

 

きっとレコードだとか、ハイレゾだとかそっち方面で聞いた方がいい。

 

最高級カセットデッキ、今なんてめちゃくちゃ値あがってて

 

買うに買えないし。

 

音質求めるなら別。

 

僕はこのチープさが好き。

 

 

 

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所作が良い

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I DUB FISH(2016) / Fishmans

 

所作が良い。

 

レコードプレーヤでA面が終わったら、B面にひっくり返す

 

あの作業に魅力を感じるのと同じで

 

カセットテープ、A面が終わってB面にひっくり返すのが良い。

 

そういう意味では、レコードプレーヤーでAからB面へ変える所作より

 

カセットテープの動き、音が好きだ。

 

再生が終わる、無音でテープが回っている音だけがする。

 

(シューーーーー)

 

□停止ボタンを押す。

 

(カチン)

 

もう一度□停止ボタンを押す

 

カセットの取り出し口が開く

(ガシャん!)

 

カセットをひっくり返してセットする

 

(カチャカチャ、カチャン)

 

▷再生ボタンを押す。

 

(カチン)

 

音楽が流れる

 

- ♪

 

この一連がものすごく愛おしい。

 

そして流れる音はチープなのだ。

 

最高じゃないか!

 

 

 

 

 

めんどうは、愛なのかもしれない

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13 / カネコアヤノ



僕の親友で、車好きの友達はよく

 

「マニュアルでええやん」と言う。

 

僕は車も好きだが、そんな彼ほど好きというわけでもない

 

おしゃれで、かっこい〜〜〜車に乗りたいという願望はあるが

 

マニュアル車は避けたいと思っている。

 

それはやっぱり運転がちょっと面倒だと感じているからだ。

 

でも、そんな彼は乗りたい車であれば躊躇なくマニュアル車にも乗る。

 

一緒に青春期を過ごし、今でも数日に一度は必ず連絡をとり

 

くだらないやりとりをするほど、いまでも大の大親友といってもいい彼は

 

今まで何台車を乗り換えてきたことか。

 

新しい車から古い車まで、仕事からプライベートまで全ての車を見てきた僕だが

 

彼は一度乗りたいといった車ならオートマだろうが、マニュアルだろうが

 

仮にそれが最新型だろうが1960年台の車だろうが乗る。

 

もちろん、彼もレコードやカセットが好きで一緒にレコード屋さんに行ったりもするのだが

 

そんな彼の車への愛を見ていると、僕が高いお金を出してカセットテープを

 

チマチマ買っては、ニヤニヤしている行為と同じように思う。

 

めんどうは、愛なのかもしれない。

 

愛があれば、マニュアルだってなんのそのってわけだ。

 

 

 

 

 

こんな生き方をこれからもするんだろうと思う

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mitsume

 

僕が今欲しいと思っているカセットテープは、

 

カセットテープでしか聞けない音源がメインで

 

あとは、僕のルーツにせまる音楽たち。

 

例えば、僕はYUKIちゃんがすごく好きで

 

今、探しているのはYUKIちゃんの1stアルバム PRISMICだ。

 

ヤフオクで高値で取引しているのを見かけて、お金を出しかけている。

 

実際に、カネコアヤノさんの13のカセットだって平気で万円出した。

 

好きなこと、ものに触れるために生きているので

 

お金も時間も費やすのは苦じゃない。

 

好きなものに触れた瞬間のあの心地よさや気持ちというのは

 

お金や時間にはかえられない感情を生んでくれる。

 

もちろん、物質的なもので満たされている部分も多くあるが

 

そんな簡単なことじゃない、自分の好きなものがはっきりとしているから

 

そういうものにしっかり触れるというのは、精神衛生上とってもよいことなのだ。

 

もし、今日この瞬間に僕が死んだら

 

志半ば、あの欲しかったレコードやカセットテープ

 

はたまたあの車、あの革ジャン、憧れのあの人、、、

 

全てのものに触れる前に消えて無くなってしまうのだ。

 

憧れの美学というのもある。

 

実際に触れられなかったからこそ永遠に憧れているものや人というのも存在する。

 

そういう美学だって確かにある。

 

でも、僕は僕の人生で

 

一度夢見た夢、憧れのこと、ひと、もの

 

それらに触れてきた人生でありたい。

 

ちょっと無理してでも、時間をかけてでも、苦労してでも

 

そういう人生を選びたい。

 

今までそうやってやってきたから、いろいろ失ったものはあったけど

 

手に入れたものも多く、そしてそれに賛同してくれている深い仲間も出来た。

 

いつ死んじゃうか、わからないから

 

僕はそれに触れている人間でいたいし、夢は見るためじゃなくて

 

まじで叶えるために生きていくべきだと思っている。

 

マニュアルを運転して、たまーにエンストする親友の助手席に座って

 

エアコンが効かなくて、暑い暑いって言って二人で東京を走っている時

 

こんな生き方をずっとしていきたいと思うのだ。

 

カセットテープの巻き戻しと早送りと停止と再生を繰り返すように

 

少し手間をかける生き方をしていきたいと思っている。

 

 - 完 - 

 

 

 

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