それはハッピーエンドなんだ

フリーランスを卒業して起業した30代独身男の、写真と音楽と旅と日常の記録。

モノクローム写真を撮ってみた|森山大道さんに影響を受けてコンデジで路上へ出た日


モノクローム写真を撮ってみた体験談のアイキャッチ

森山大道さんの書籍を読んでから、見事にバチバチに影響を受けました。

「ぼくもストリートへ出よう」

そんな気持ちになり、父親が使っていたコンパクトデジタルカメラを持って、路上へ出てみました。

今回の記事では、実際にコンデジでモノクローム写真を撮ってみた体験を、作例と一緒にまとめていきます。

モノクロ写真に興味がある方、森山大道さんの写真に影響を受けている方、RICOH GRやコンデジでスナップ写真を撮ってみたい方の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

モノクローム写真を撮ってみた

モノクローム写真で撮影した日常の一枚

today

今日は、写真について考えてみた1日でした。

ただし、頭の中だけで考えるのではなく、ひとまず着替えて家の玄関を出る。

汚れていた車を洗ってからエンジンをかけて、行く当てもなく走り出す。

そんなところから始まりました。

きっかけは、森山大道さんの「昼の学校 夜の学校+」を読んだことです。

www.happyendnanda.com

森山大道さんの文章や写真に触れていると、理屈よりも先に身体が動く感じがあります。

「とりあえず外へ出る」

「とりあえず撮る」

そのくらい軽く、でも強い気持ちで写真と向き合いたくなりました。

モノクロ写真は「光と影」を意識するのが楽しい

ルイスレザーのライダースジャケットをモノクロームで撮影した写真

Lewis Leathers Lightning

ぼくは、これまでモノクロ写真を本格的にやってきたわけではありません。

フィルムカメラを始めたばかりの頃に、モノクロフィルムを買って何度か撮ってみたことはありました。

ただ、そのときはあまり自分の中でしっくりこなくて、結局カラーネガばかり使うようになりました。

でも今回、改めて「光と影」で写真を撮ってみることにしました。

使ったカメラは、SONYのサイバーショット。

父親の形見のようなコンパクトデジタルカメラで、中古相場でいえばかなり安い普通のコンデジです。

そのカメラに入っていた「モノクローム」機能を使って撮影しました。

撮影するときは、とにかく光と影を見る。

色ではなく、明るいところと暗いところを見る。

それだけを意識して撮ってみました。

現像はLightroomで少し整えていますが、特別な編集はしていません。

ほとんど撮ったままの雰囲気です。

作例|コンデジで撮るモノクローム写真

ルイスレザーの革ジャンを撮る

ルイスレザーの革ジャンをモノクロで撮影した作例

Lewis Leathers Lightning

こちらはルイスレザーの革ジャンです。

モノクロームで撮ると、インナーの色が実際に何色なのかはわかりにくくなります。

でも、その代わりに革の質感や、光が当たっている部分、影になっている部分が強く見えてきます。

光が強く当たっているところは白く飛び、弱いところは黒く沈む。

その階調の出方が、モノクロ写真の面白さなのだと思いました。

モノクロ写真に慣れていないからこそ、「こう撮るとかっこいいんだ」という発見がたくさんありました。

レコードとフラッシュ

レコードをモノクロームで撮影した写真

レコードたち

モノクロで写真を撮るときは、カラーのとき以上に光と影を意識します。

特に楽しかったのは、フラッシュを使うことでした。

フラッシュを当てることで、正面から強い光が入り、影がはっきり出ます。

カラー写真だと少し強すぎるかなと思う光でも、モノクロにすると一気に雰囲気が出ることがあります。

この感覚はかなり楽しいです。

正面から1灯で撮るだけでも、写真の印象がぐっと変わります。

EPIPHONE CASINOと強い光

EPIPHONE CASINOをモノクロで撮影した写真

EPIPHONE CASINO

こちらは、強いLEDライトを当てて撮影してみた一枚です。

強い光を当てると、その分だけ濃い影が生まれます。

光が強ければ強いほど、影も濃くなる。

これは写真だけでなく、人間もそうなのかもしれません。

明るい部分があるから暗い部分が見える。

暗い部分があるから明るい部分が際立つ。

モノクロ写真は、そういう当たり前のことを改めて見せてくれる気がします。

洗車中の水しぶき

洗車中の水しぶきをモノクロで撮影した写真

こちらは昼間、洗車の途中で撮った一コマです。

コンデジだと、こんなにも自由に、楽に、簡単に写真が撮れるのかと驚きました。

この身軽さに感動しながら、本当の意味で「自由」に楽しめました。

フラッシュを使って撮ることで、水しぶきに光が当たってキラキラする。

それがとても美しかったです。

高価なカメラじゃなくても、光を見て、タイミングを見て撮るだけで、写真はちゃんと楽しい。

そんなことを改めて感じました。

防湿庫もモノクロだとかっこいい

東洋リビングの防湿庫をモノクロで撮影した写真

自宅の防湿庫(東洋リビング)

普段見ている自宅の防湿庫も、モノクロで撮影するとまた違って見えます。

光と影だけになることで、無機質な感じが強く出て、少しかっこよく写ります。

フラッシュを使って撮影するのが、とにかく楽しい。

フラッシュによって生まれる光と影の演出が面白い。

改めて、正面から1灯で撮ることの良さを感じました。

愛車をモノクロで撮る

愛車をモノクロームで撮影した写真

愛車

自然光でも、光と影を意識して撮りました。

とにかく、今日は光と影だけを意識しています。

車のボディに当たる光、影になる部分、地面の質感。

カラーで見るときとは違うものが見えてくるのが、モノクロ写真の面白さですね。

縦位置の写真

縦位置で撮影したモノクローム写真

縦位置

縦位置の写真も少し載せておきます。

強い光が当たると白く飛び、その周辺に少しずつ階調が出てくる。

この感じがとてもかっこいい。

光を捉えている感覚があります。

日産ラシーンでディズニーランド裏へ

日産ラシーンでディズニーランド裏へ行ったときのモノクロ写真

日産ラシーンでディズニーランド裏

青空をモノクロームで撮影した写真

青い空

カラーで撮れば青い空。

でもモノクロで撮ると、空の青はグレーの濃淡になります。

色がなくなることで、空の明るさや雲の階調、地面とのコントラストが見えてきます。

「青い空」を青として撮らない。

それだけでも、写真の見方が少し変わりました。

1日モノクローム写真を撮ってみて感じたこと

すれ違うバイカーをモノクロで撮影した写真

すれ違うバイカー

今回、SONYのサイバーショットを使って、モノクローム機能で撮影しました。

その後、Lightroomで現像をしています。

このコンデジの初期設定のアスペクト比率が16:9だったので、一眼レフやフィルムカメラの3:2とは少し違い、横に長い写真になっています。

今回はそのまま作例として掲載しました。

少しワイドな印象ですね。

1日モノクローム写真を撮ってみて、強く感じたのは「色を除外する難しさ」です。

今日は光と影を意識して撮ろうと思っていたのに、自然と色に引っ張られてしまう瞬間が何度もありました。

たとえば、赤い車が来たときに、

「あの赤い車を撮ったらかっこいいかも。少し待とう」

と思ったんです。

でも、すぐにハッとして、

「そうだ、今日はモノクロなんだ」

となりました。

ただ、出来上がった写真を見てみると、モノクロだからといって色を完全に無視する必要はないのだと気づきました。

白、黒、グレーで構成される写真でも、元の色によってグレーの出方が違います。

つまり、色は消えても、色の情報がまったくなくなるわけではない。

モノクロ写真をやってみて、初めて気づいたことでした。

モノクロ写真はもっと勉強したくなる

白い月をモノクロームで撮影した写真

白い月

モノクロ写真は色が出ません。

でも、白い月の写真のように、階調はしっかり出ます。

それが面白い。

やっぱりモノクロは、都会の人混みの中でフラッシュを使って撮ったりしたら、もっと面白そうです。

今回は人混みへ行くのを避けて、車でのんびりドライブしながら撮りました。

それでも、かなり楽しかったです。

モノクロ写真を突き詰めていくと、かなり奥が深そうです。

もっと勉強したいと思いました。

そして何より、コンパクトカメラで簡単にさくさく写真を撮れるのが本当に良い。

森山大道さんの書籍を読んでから、写真に対する考え方が少し変わりました。

また新しい自分の扉が開かれたような気がします。

新しいことに挑戦すること。

実際に体験してみること。

これはやっぱり大事ですね。

新しい写真の楽しみ方を教わった気がします。

日々、モノクロ写真をやっていこうと思います。

……RICOH GR2、買っちゃおうかな。

モノクロ写真を始めたい人へ

今回使ったのは、特別な高級カメラではありません。

古いコンパクトデジタルカメラです。

でも、それでも十分に楽しめました。

モノクロ写真を始めるなら、まずは手持ちのカメラやスマホで試してみるのがいいと思います。

最初から高いカメラを買わなくても、光と影を意識するだけで、写真の見え方はかなり変わります。

ただ、撮っているうちに「もっと軽く、もっと速く、もっと気持ちよく撮れるカメラが欲しい」と思うこともあります。

そんなときに、RICOH GRシリーズのようなスナップ向きのカメラが気になってくるんですよね。

モノクロスナップをもっと楽しみたい方へ

RICOH GRシリーズは、ポケットに入れて持ち歩きやすく、スナップ写真との相性がとても良いカメラです。中古で探す場合は、状態や動作確認をしっかり見て選ぶのがおすすめです。

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森山大道さんの言葉や写真に触れてみたい方へ

今回のモノクロ写真体験のきっかけになったのは、森山大道さんの「昼の学校 夜の学校+」でした。写真を撮る前に読むと、外へ出たくなる一冊です。

「昼の学校 夜の学校+」を見てみる

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まとめ|モノクローム写真は光と影を見る練習になる

今回は、コンパクトデジタルカメラを使ってモノクローム写真を撮ってみた体験をまとめました。

森山大道さんの書籍に影響を受けて、ひとまず外へ出て、光と影を意識しながら写真を撮ってみた1日。

やってみて感じたのは、モノクロ写真はとても面白いということです。

色がないからこそ、光が見える。

影が見える。

階調が見える。

普段見ている景色も、少し違って見える。

そして、高いカメラじゃなくても写真は楽しめる。

コンデジでも、スマホでも、まずは撮ってみることが大事なのだと思いました。

新しいことに挑戦すること、実際に体験してみることは、やっぱり大事です。

これからも日々、モノクロ写真を撮っていこうと思います。

 

 

 

今回も最後まで読んでくれありがとうございます。

 

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