フィルムカメラで写真を撮ったことはありますか?昭和生まれの人は、子供の頃に撮ったりある程度馴染みがあるかもしれません。平成生まれの人たちは、デジカメが普及し始めた世代なのでいかがでしょうか?
フィルムカメラとは
こちらの記事は、Mizukyonが更新しております!
フィルムカメラでの写真は、味わいがあると一部の人にとても人気があります。スマホやデジカメで同じように撮っても、その場の空気の伝わり方が違うんです。
スマホやデジタルカメラで撮影した写真も素敵なのですが、フィルムカメラでの写真は色が全く異なります。フィルムカメラは撮影して終わりではなく、撮った写真をみるためには現像をしなくてはいけません。
フィルムカメラの魅力を、今回は紹介します。
フィルムカメラとデジタルカメラの違い
フィルムカメラとデジタルカメラの違いは、大きく分けて三つあります。
- 記録媒体
- 撮った写真を見る
- 撮影枚数
1 記録媒体
フィルムカメラの記録媒体は、フィルムです。フィルムに画像を焼き付けます。画像はその場で確認はできず、カメラ屋の光が入らない暗室で焼き付け作業を行います。出来上がるまでに時間がかかります。
スマホやデジタルカメラの記録媒体は、SDカードです。撮った写真をその場で再生、削除できます。
2 撮った写真を見る
スマホやデジカメでの写真は、撮ったその場で確認できます。加工や消去も手早く、できます。
それに対してフィルムカメラでの写真は、撮ったその場では絶対に見ることはできません。フィルムカメラは、光を使ってフィルムに焼き付けているため、明るいところでカメラを開けてしまうと撮った写真は真っ黒になってしまいます。
フィルムカメラの写真を見るためには、焼き付ける必要があります。焼き付け作業には、暗室と現像液その他が必要になります。
現像代は、500円〜1500円で、1時間ほどで印刷されます。最近は現像した後のネガを、デジタル化することもできます。
3 撮影枚数
撮影枚数は、全く異なります。
フィルムカメラはフィルムの枚数分だけ撮影ができます。無限にできるわけではないので、一枚一枚に対して慎重に行います。手振れが起きないように、ピントが合っているか、シャッターの押すタイミング、などの行動を丁寧に行わなければ理想の一枚は撮ることができません。
フィルムカメラは撮ったものを現像して、初めてその仕上がりが分かります。自分の理想の写真ができているかは、お楽しみです。
デジタルカメラ、スマホの撮影枚数は、フィルムカメラの比ではありません。手軽にシャッターをきることができ、確認、削除、スマホであれば加工も行えます。その手軽さが何よりの魅力です。
違いに関しては、言葉で語るよりも実際に自分でカメラで撮って比べてみると、よりその違いが分かります。
お試しがしやすいカメラを紹介します。
フィルムカメラの代表「写ルンです」
FUJIFILM フジカラーレンズ付フィルム 写ルンです スタンダードタイプ シンプルエース 27枚撮り 初期モデルデザイン LF S-ACE SP FL 27SH 1
- 発売日: 2018/03/23
- メディア: Camera
カメラ屋や大型ショッピングセンター、通信販売で販売されています。フィルムカメラを試してみたい人におすすめ、日本が誇る富士フィルム商品「写ルンです」。
FUJIFILM フジカラーレンズ付フィルム 写ルンです スタンダードタイプ シンプルエース 27枚撮り 初期モデルデザイン LF S-ACE SP FL 27SH 1
私が好きなカメラです。フィルムカメラの機種によっては、重さがとても辛いと感じることもありますが、「写ルンです」は気軽さが売りのフィルムカメラです。
フィルム枚数によって本体の価格が変わります。防水機能が備わったものもあり、以前より格段に進化しています。持ち運びがしやすいサイズであり、重さも軽いです。
写真全体の色をカラー、モノクロ、セピアカラーで仕上がりが選べます。モノクロやセピアカラーは、昔の映画のような雰囲気を作り出すことができ、身近な風景を撮影した場合でも全く違って見えます。
写真自体もかなり鮮明に撮影できます。暗いところではライトも付くので安心です。
フィルムカメラでの撮影後について
そして撮影した後は、フィルムカメラを現像します。現在多くのカメラ屋にあるサービスは3つ。
現像①写真+ネガ+デジタルデータ
現像②ネガ+デジタルデータ
現像③スマホにダウンロード
ネガとは、現像した後のフィルムのことです。光に透かしてみると、撮った写真がそのまま収まっています。世の中がここまでデジタル化していない頃は、ネガを写真屋に再度持ち込んで焼き増ししてもらいました。
デジタル普及の今と違って、フィルムカメラで写真一枚を撮影してから見るのに随分と手間がかかっていました。
まとめ
フィルムの枚数が限られているので、気軽に何度も撮影はできません。自分が本当に良いと思った瞬間を撮影するのが、フィルムカメラの魅力です。
ベストショットを撮るために、息を殺して待つこともあります。そうして手間をかけて、撮影された写真をさらに現像という作業を待ちます。
待つ時間は「どんなふうに撮れているかな」とワクワクします。そうしてできた写真は、思い入れも深くなります。何年かして見返したときに、その場で何があったかなどをはっきり思い出せることができます。
フィルムカメラにかける時間は、それだけ思い出も強くなるので、今の瞬間をフィルムに収めてみませんか?
今回は、はじめてMizukyonが更新させていただきました!
参考になればと思います。
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今週のお題「下書き供養」