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PENTAX 67を使ったパノラマ写真撮影のすゝめ!(35 mmフィルムでパノラマを撮ろう!)


今回は、僕が以前からやりたいと思っていたパーフォレーション(ネガの穴)まで入れた

写真の撮り方、作り方をまとめていきたいと思います。

こんな写真を作りたいと思っていたのです〜〜〜

 

 

 

 

 

 

中判カメラを使ったパノラマ写真を撮ろう!

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

はい、今回は中判カメラを使ったパノラマ写真の撮り方・作り方について

 

簡単にまとめていこうと思います。

 

よくInstagramを使っている海外の方や、海外のサイト

 

Lomography系の写真を撮られている方のアカウントやサイトを見たりすると

 

パーフォレーション(ネガフィルムの爪穴)まで像が写っている写真ありますよね。

 

前々からこういう写真を撮りたい、作りたいと思っていて

 

これができると表現の幅が少し広がりそうだなぁと思っていたので

 

今回はようやく自分でやってみたので

 

写真の撮り方、作り方をまとめていきたいと思います!

 

 

 

 

 

準備するもの

まず、準備するものは以下3つ。

 

 

1.中判カメラ

今回使用するカメラはPENTAX 67、所謂バケペンを使って紹介していきます。

 

 

 

2.35mmフィルムを装填するためのアダプター

本来、中判カメラに使うのは120フィルム(ブローニーフィルム)ですが

パーフォレーションまで像を入れるには35mmフィルムを使います

しかし、35mmフィルムは普通には装填ができないのでアダプターが必要です

 

 

 

3.ダークバッグ

 

撮影したフィルムを取り出すときに必須

必ず購入してください。

 

 

4.フィルムスキャナー

 

 

現像してあがってきたネガをパーフォレーションまで

読み込むのに使います。

(この必要性は現像とスキャニングで説明します)

 

 

上記が揃えば、あとは35mmフィルムだけあれば撮影が可能です。

 

 

 

 

フィルムの装填方法

図1

フィルム装填の方法は簡単です。

 

120フィルムは中判用のフィルムですから幅が広いフィルム

 

35mmフィルムはコンパクトカメラなどに使われるフィルムなので幅が120に比べて狭いです。

 

なので、図のように35mmフィルムの上下に

 

120フィルム用のアダプターを取り付けて、幅を調整し

 

PENTAX 67にフィルムを装填していきます。

 

また、フィルムを装填する際

 

撮影用のフィルム(左)と、その撮影したネガフィルムを中に巻き取っていくための

 

パトローネも右側に接続する必要があります。

 

図2

図2を見てわかるように、受け側のパトローネはネガを少し切ってベロのように出しておいて

 

撮影用ネガと受け側のネガとをテープで止めます。

 

これで、フィルムが受け側のパトローネの中に格納されていくようになります。

 

 

 

 

 

カメラのセッティング

 

PENTAX 67にて、パーフォレーションまで像をいれた写真を撮りたい場合は

 

前述の通り35mmフィルムにアダプターを取り付けてカメラにフィルムを装填した後

 

カメラの設定を120撮影から220撮影用に設定を切り替えてください。

 

120用フィルム撮影で撮影するときちんと撮影ができないようなので

 

220用フィルムの撮影ですよーという設定にして撮影することで

 

35mmフィルムでもだいたい15枚ほどパノラマ写真の撮影が行えます。

 

※220用フィルムのセッティングはこちらでご確認ください

https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/man-pdf/67.pdf

 

 

 

 

PENTAX 67での注意

PENTAX 67

PENTAX 67の場合

 

35mmフィルムの24枚撮り、27枚撮り、36枚撮りでも15枚までしか撮影できませんので注意が必要です。

 

PENTAX 67の撮影カウンターがそもそも15枚までしかカウントできないものになっているので

 

15枚が限界のようですのでこの点はご注意ください。

 

 

 

 

撮影へ行こう!

あらかわ遊園

 

フィルム装填、セッティング、注意を理解したら

 

あとは撮影に出かけましょう!

 

今回、僕はPENTAX 67で撮影に出かけたので

 

とにかく重いこのカメラをまるでスナップ写真を撮るかのように持ち運び

 

撮影を終えました。

 

 

 

日焼け対策は怠らずにして出かけましょう!!!

 

 

 

 

 

 

撮影が終わったら

 

撮影が終わったら、ダークバッグを使ってフィルムを巻き取ります。

 

撮影が終わったら、間違っても絶対にフィルム室を開けちゃだめですよ!

 

当たり前ですが、感光しちゃいます。

 

通常、35mm用カメラであれば撮影が終わったらフィルムの巻き取りが

 

カメラの機能としてできますよね。

 

自動で巻き取ってくれたり、撮影終わったら手で巻き取ったりして

 

撮影したネガをパトローネ(ネガが出てた元のケース)に戻しますよね。

 

中判カメラの場合は撮影が終わったらカメラのフィルム室にある状態から

 

ネガをパトローネに戻すことができません。(巻き戻すことができない)

 

そのため、ダークバッグなるものにカメラごとすっぽり入れてしまって

 

そのダークバッグの中でカメラのフィルム室を開けて

 

光の入らない状況にしてからフィルムを手で巻き取っていきます。

 

これで感光せずに元のパトローネにネガを巻き戻しすることができますね。

 

手で、元のパトローネの上下をクルクル回してネガを巻き取っていきます。

 

 

 

 

 

現像とスキャニング

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今回、フィルムスキャナーについて

 

準備をしてくださいと冒頭に記載をしましたが

 

これについてはマストかどうかはちょっと僕もわからないです。

 

もしかしたら、現像するお店さんによってはパーフォレーション(穴)まで

 

読み込みしてくれるケースもあるのかも!?しれないので絶対とは言い切れないです。

 

現像自体はネガに薬品をつけてやりますから

 

パーフォレーションまで現像されるのは当たり前なんですが

 

スキャン(データ化)はお店によって異なると思うので

 

注文時にオーダーとして可能かどうか相談してみてください。

 

恐らく、一般的にはやってくれないものだと思います。

 

一部個人店や専門店ではやってくれる可能性はありますが

 

一般的にはやってくれないでしょう。

 

フィルムスキャンする機械にはネガを入れるアダプターがあるので

 

それでは普通、パーフォレーションが隠れるようになってますから

 

まず難しいと考えていいかと思います。

 

自分で、スキャナーを買ってしまえばあとは簡単です。

 

スキャナーのセッティングや基本的な使い方は割愛しますが

 

現像されたフィルムをスキャナーで読み込んで、あとはパソコン上で色味の調整

 

現像を行えばOK!

 

 

 

 

 

完成!〜作例紹介〜

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

今回ははじめてパノラマ写真の撮影を行なったので

 

そういう意味ではファーストロールの写真となります。

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

 

 

 

いかがでしたか?

PENTAX 67 × 35mmフィルム

 

いかがでしたか?

 

中判カメラ、今回はPENTAX 67を使ってのパノラマ写真の撮影に挑戦してみました。

 

もともとこういう写真を撮ってみたかった、作ってみたかったという想いがあったので

 

ようやく挑戦できて満足できた!という気持ちと

 

思ったよりびっくりしたのはその画質です。

 

PENTAX 67を使ってまだ間も無く、120フィルム自体での撮影もそう多くやっていませんが

 

写真が出来上がってきた時の画質には毎回驚かされています。

 

ましてや今回35mmフィルムを使ってのテスト的なパノラマ写真撮影のファーストロールでしたが

 

写っている像が、カリカリに写っててめちゃくちゃ感動画質なんですよね。

 

35mmフィルムを使ってもPENTAX 67とTAKUMAR 105mm f2.4の写りは健在で驚きました。

 

PENTAX 67は、その大きさ重さから化け物ペンタックスと言われていますが

 

出来上がりも化け物級に良い。本当に好きなカメラになりました。

 

 

 

 

軽い反省と次回に向けて

今回、パノラマは初挑戦ではありましたが

 

思いのほか、良い写真に仕上がってよかったかなと思っています。

 

次回に向けて軽い反省をするなら

 

撮影に関しては、水平をもっときちんと撮ることを意識すること

 

露出を最適露出で撮ること。

 

スキャン時点では、色味の調整をしっかり行うこと。

 

上記が重要だと感じました。

 

水平をきちんと取るというのは、パーフォレーションまで入れた写真を撮るということは

 

現像して出来上がった写真の角度調整は行えないものとして頭に入れておく必要があるからです。

 

パーフォレーションまでいれてなければいくらでも角度調整をして

 

写真全体のサイズを小さくしてでも角度を整えられますが

 

パーフォレーションまで入れるとなるとその技が使えなくなります。

 

あとは、露出についてはカメラをやる上で重要なので当たり前に意識。

 

あと、スキャンについてはネガのフィルム名ですとかコマ数が記載されてるところの

 

色が強く出ているところと、そうでないところがあるので

 

これは僕の雑なところが出ちゃいましたね。

 

スキャン後、一律した色味調整が必要だと感じました。

 

次回からは上記をもっと意識することで

 

良い作品に仕上げていけるかと思います。

 

最近はPENTAX 67についての記事ばかりになってしまっていますが

 

それだけバケペンちゃんにハマっています。

 

好き〜です。

 

よければこちらの記事もよろしくお願いします!

 

最後にですが

 

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最近は本を読んでいろいろ勉強しているのでちょっと感動しています。

 

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PENTAX 67の記事はこちら

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