今更といえば今更
これからといえば、これから(?)
僕ははじめます PENTAX 67 と中判写真
PENTAX 67をお迎えしました!
人生の諸先輩型からすると
なんで今更?と思う方も多いかと思いますが
僕はこれからはじめます、PENTAX 67と歩む中判写真。
購入前(悩み篇)
僕は以前に中判カメラを購入しておりまして
minolta AUTOCORDを持っています。
国産二眼レフ Minolta AUTOCORD を買いました! - それはハッピーエンドなんだ
ただこちらのカメラは二眼レフカメラということで
あんまり持ち出して使う機会がないままになっていました。
そこで、中判カメラの中でも持ち出しやすいカメラを!と検討していたのが
FUJIFILM GW690iiiというカメラでした。
6×9というサイズの写真が撮影できるということで
普段から35mmフィルムで撮影している僕には馴染みのある3:2の写真。
それにGW690iiiはデザインもシンプルで無骨でかっこいい!
そんなところで検討をしていました。
というか、ほぼこちらのカメラを購入するつもりでした。
購入前(決め手篇)
FUJIFILM GW690iiiをほぼほぼ購入前提で進めていたのですが
なかなか納得の個体が見つからず何日も経過してしまいました。
そこで、個体も見つからないし何か他に魅力的なカメラはないものか?と
調べ出したところ、思い出したかのようにPENTAX 67について思い出したのです。
通称 バケペン(化け物ペンタックスなど巷で言われています)と言われる
このデカくて重くて最高だと言われているカメラ。
以前気にはなっていたけど、その時は軽やかに撮影できるカメラを愛していたので
全く興味がなかったです。
ただ、写りが最高!だという情報はまわりの写真をやられている方々から
嫌というほど聞いていたので、その印象が強かったです。
ただ、最終的にこのバケペンを購入するきっかけになったのは
販売開始年!です。
今回、僕が購入したPENTAX 67は僕の生まれ年である1989年に
デザインなどのマイナーチェンジがされたようで
いわば、僕と同い年のカメラ。
同い年に売り出されたマイジェネレーションカメラなのです。
その他、マイジェネカメラとして認識してから
あれこれ勉強してこのカメラを手に入れたわけなのですが
それは次項でお話していきます。
購入決定!(細いこと篇)
前項で書きましたがマイジェネレーションカメラということで
興味がグッと湧いたPENTAX 67というカメラについてですが
調べてみるとあれこれ色々ある模様。
僕が調べ内容は以下に簡単にまとめました。
- PENTAX 6×7という表記のカメラがある
- そのPENTAX6×7という表記のカメラの中でも前期と後期がある
- 前期はミラーアップなし、後期はミラーアップ機となっているらしい
- 買うならミラアップ機がオススメと諸先輩型がブログで書いていた
- PENTAX 67表記のものはミラーアップ機
- PENTAX 67iiというものもあるらしいがこれは非常に高い
- PENTAX 6×7の表記のカメラはファインダーのところのデザインが違う
以上です。
で、結論僕はPENTAX 67表記のマイジェネカメラを購入したわけですが
マイジェネ以外は以下の理由があります。
- PENTAX 6×7表記のカメラの中でもミラーアップ機の対応をみなさんが勧めていたため、ミラーアップ機漠然と良いと思ったから
- PENTAX 67iiは中古相場でも35万円を超えておりすぐには手を出せなかった、しかし物事を始めようとおもったらなるべく1週間以内に行動したい僕なので手の出せる範囲の金額で買えるPENTAX 67はベストだった
- 購入検討中に55mm、90mm、105mmのレンズとあるのを知っていたがその中でも105mmを使いたいと思っていた
- 中古カメラで状態が良いものに出会えた(マイジェネで105mmのセット)
当初、中判カメラでFUJI GW690iiiを購入しようかなと検討していたときは
7-8万円で購入できればいいなとなんとなく思っていたのですが
PENTAX 67を購入検討したときには既に予算はそれより倍ぐらいまでいいかという
気持ちになっており、ちょうどそのときに良い個体に出会えたのが大きな決め手でもありました。
PENTAX 67を迎え入れて
こういった経緯から今回、PENTAX 67を迎え入れたわけなのですが
僕が大切に使っているNIKON F3と比較しても
これだけ大きさの違いがあります。
NIKON F3は純正ケースにいれて使っているのですが
それでもPENTAX 67の大きさには圧倒されますね。
うーん、かっこいい。
人には好みがあるでしょうが、僕はこのPENTAXというシンプルな表記が好き。
ASAHI PENTAXと細細文字で書かれたデザインも洒落てはいるんですけど
あんまりクールじゃないなぁって思ったんですよね。
これは好み、あると思いますが
僕はPENTAX表記のが好きですし、67という表記のフォントも好き。
ファーストロールを撮影終えて
当初の予算よりだいぶオーバーしましたが今回購入したバケペンちゃん。
僕はやりたい、はじめてみたい!と思ったことは
なるべく早めにやりたいんですね。
1週間とか過ぎてくるとどんどん熱も下がっていきますし
どうしてもやりたいと思ったことは、自分で体験して判断したいんです。
合わなければやめればいいし、やってみてハマるかもしれない
もっと好きになれるかもしれない、でも好きになったけど
やっぱり合わないってことだって全然ある。
頭で考えて、想像してみて、ワクワクすることならまず挑戦したいんですよね。
今更、この時代に中判カメラなんてちょっと頭で考えれば
それがどういうことなのかはわかりますよ。
フィルムは高騰してて、ブローニーフィルムの取り扱い店舗だって減ってる。
実際、東京都内のカメラのキタムラさんでブローニーフィルムの販売をしているところは
首都圏では、日本橋店と新宿、渋谷のみで
その他、東京23区内でもほとんど販売してません。
っていうか、まじでほとんど取り扱いしてません。
そりゃそうといえばそうで、売れないでしょう、ブローニーフィルム。
コダックでカラーでブローニー買おうとしたら1本2200円〜ですよ。
5本セット買おうもんならいくらですか。
6×7の撮影サイズで10枚しか撮影できない、この中判。
想像したら、これからの未来どうなっていくかはなんとなくわかるじゃないですか。
でも、やるんです。
逆にいえば、今しかできないかもしれない。
今後中判カメラのブローニーフィルムだって販売されなくなるかもしれない。
(というか淘汰されるでしょういずれは)
でも、今回ブローニーフィルムを買うために秋葉原のヨドバシにいった帰りに
ロモグラフィージャパンさんに遊びに行ったらね
よかった。フィルムのトイカメラはもちろん
今月の4月下旬にはモノクロ現像とスキャンのワークショップもやるんだって。
大手メーカーからみたら、この市場は狭くてこれからどんどん衰退していくだろうマーケットだろうけど
ロモグラフィーさんみたいな会社があるだけで
フィルム写真もまだまだこれからやっていけるかもしれないという
一筋の希望の光。大好きになっちゃいました、ロモグラフィーさん。
昔から好きですけどね、実際に店舗にいって21歳の店員さんといろいろお話したら
やっぱり好き、という気持ちになりました。
こういう会社が頑張ってくれているので、僕も好きなこと挑戦して突き詰めて
諦めずやっていきたいと思いました。
ひとまず、今日はブローニーフィルム(ILFORDのモノクロ)にて
PENTAX 67のファーストロール撮り終えたので
まずどんなもんか現像に出して、テスト撮影の結果を見てみたいと思います。
撮影するのにセコニックの露出計を首から下げて東京を散策してたんですけど
楽しかった。L-208可愛い。
今後はPENTAX 67で撮影した写真なども
こちらのブログで紹介していく予定です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございましたっ!
是非、こちらの過去記事と読者登録よろしくお願いします〜〜〜!