最近、RICOH GR2のモノクロ写真にどっぷりでしたが
溜め込んでいましたフィルムをようやく現像したところ
やっぱりスゴイやCONTAX T2!となったので紹介していきます。
CONTAX T2 vs CONTAX TVS
「ズームもできるし便利だよねー」と思って購入した
こちらのCONTAX TVS。
僕は「単焦点最強説」を持っており、ズームレンズは敬遠していました。
それでもズームやっぱり便利かな?便利だよねー、絶対便利だよなーと
思いながら、なんとなく購入したカメラでした。
でも実際に使ってみると思いの外いい部分があって満足していたのですが
最近、撮ったCONTAX T2の写真を見たら
うんうん、やっぱりねぇ、いいねぇと思ったので
今回の記事はCONTAX T2とCONTAX TVSの比較について
していきたいと思います。
CONTAX T2(紹介)
僕がもう長年愛用しているCONTAX T2
インドにいったり国内旅あちこち一緒に巡ったりしているカメラです。
一時期は壊れて、修理にだして使っていない期間もありましたが
諏訪リペアサービスさんへ修理に出していたCONTAX T2が帰ってきた! - それはハッピーエンドなんだ
今でも現役。(ありがとうございます諏訪リペアサービスさん!!)
2021年12月現在で10万円ぐらいで買えますかね。
→2024年9月現在でも10万円前後で買えますが状態が良いと15万円越え...
高級コンパクトフィルムカメラとして人気の高いカメラの一つです。
その理由としてCONTAX T2は以下のような特徴で人気を博していると言えます。
- デザインがシンプルでかっこいい
- 単焦点カールツァイスの描写が最高
- 諏訪リペアサービスさんで現在も修理が可能(パーツ次第だが)
- パッと取り出してサッと撮れて写りが良い
- 若手人気写真家も愛用している
などなど。
そんなCONTAX T2は前述の通り人気があるため
市場でも結構高いお値段で売買されています。
そのためCONTAX T2を購入するほどのお金は出せないけど
CONTAXのカメラが欲しい!なんて方が購入しやすいのが
CONTAX TVSというカメラです。これは次項で紹介していきます。
CONTAX T2(作例)
こんな感じの写真が撮れるカメラ、それがCONTAX T2
写りも良いし、色のりも良いですね。
でも、CONTAX T2を使っていてこのカメラの真骨頂と言えるのは
条件が諸々ばっちり揃ったときの写真。紹介します。
CONTAX T2の真骨頂(作例)
これぞCONTAX T2の真骨頂
装填しているフィルムのISOや天候など諸々の条件がバシ!っと決まったとき
とても素敵な写真が撮れます。
デジタルの高解像度でビリビリしびれるような美しさ!ではないですが
高解像度でぬくもりのあるフィルムのあたたかい写真
ピントもバッチリあっており被写体と背景と奥行きも感じられる
無理にF値をいじってデジタルでぼやかしすぎた写真に感じるような
無理な奥行きではない非常に繊細で自然な奥行きさ。
これぞCONTAX T2の真骨頂。
ぼくは普段、ISO200のフィルムばかりいれているので
夕暮れ時など、どうしてもブレた写真になってしまうことが多いのですが
この日は日中で、諸々条件ばっちりそろって
久しぶりにCONTAX T2の真骨頂を味わえた一枚になりました。
ISO感度の高いフィルムを使えばもう少し夕暮れ時や曇った日も
多少はブレ改善できるかとは思うのですが価格が高いのでなかなか使っていません。
こんな特別で素敵な一枚が撮れちゃうCONTAX T2を僕は大好きなのです。
CONTAX T2、やっぱりおまえだよ〜おまえ〜〜〜〜〜!!!となるのです。
あと、おまけにこの2枚もダイナミックで好きです。
CONTAX T2、本当にいいカメラです。
CONTAX TVS(紹介)
冒頭にも掲載した上記の記事に
CONTAX TVSの紹介を作例を交えてしておりますが
それから数ヶ月、CONTAX TVSを使ってみて
旅先に持ち出したりなどしてみての所感をまとめてみます。
- デザインがシンプルでかっこいい
- ズームできるのはちょぴっと便利
- パッと取り出してサッと撮れて写りが良い
- CONTAX T2よりも安く購入できる
- 長時間持っていると重いと感じる
CONTAXのカメラでカールツァイスレンズの恩恵を受けている
このCONTAX TVS
十分写りが良くて使えるカメラ
ではあるものの、やはりCONTAX T2ほどの感動を得られるカメラではないなと
改めてCONTAX T2を使ってみて感じました。
ズームできると言う点についても、ガツンとズームできるわけじゃなく
ほんと、ちょぴっとズームできるっていう感じなので
その繊細さをどう評価するかは好みが分かれるところです。
ズームをバチバチにして撮る!というカメラでもなければ
単焦点ほどの解像度でもないです。
それでも写りは頑張っていると感じます!
パッと取り出せて撮影できるっていう点ではもちろんいいんですけど
CONTAX T2ほど電源オンしてさらっと撮れるってほどでもない。
これは、CONTAX TVSは電源オンの仕方が少し特殊のためです。
あと、なんていっても重い
CONTAX T2に比べて重いと感じる。
実際に、ずっしりしている。
CONTAX T2は295g に対して CONTAX TVS は375g
この約100gの重さの違い、結構長く持っているとやっぱり重いなって感じます。
CONTAX TVS(作例)
最大ズームして撮影
と、ここまで他の記事でも掲載していた写真を改めて掲載しました。
フィルム写真なので、その日の条件や装填していたフィルムによりますが
CONTAX T2、TVSともにISO 200のフィルムを入れての撮影で
天候など多少条件は前後しますが、比較としてはこんな感じです。
CONTAX T2 vs CONTAX TVS まとめ
結論から一言でいうと
CONTAX T2は100点も出すし70点も出すカメラ
CONTAX TVSは平均80点を出すカメラ
実際に使ってみて、そのような印象を感じています。
フィルムカメラなので
装填しているフィルムやその他条件・環境などの変化によって
出来上がる写真は変わってきます。
この記事では
なるべく同じ条件で両機を使ってみた感覚としてまとめました。
節約したい、でもCONTAX系のコンパクトフィルムを使いたい
=CONTAX TVS
ちょっと奮発してもいい!写りが良くて100点出したいよ!
=CONTAX T2
このような感じで選んでもいいと思います。
ズームが使いたいからCONTAX TVSかなー。
単焦点の高解像度がいいからCONTAX T2かなー。
そんな感じで選んでもいいと思います。
僕は結構旅にカメラを持って行くので重さがかなり重要なのですが
日常使いなら100gなんて別にそんな気にならないと思いますし
重い重くないでいったら、別にもっと軽量化されたカメラあるんでね
そこにこだわるなら他のカメラ使えばよくない?って思ったりもします、、、
ただ、個人的には100点をに叩き出してくれるCONTAX T2に
感動しちゃうんですよね。
フィルム写真の魅力って、あたたかさとかザラっと感とか風合いなど
さまざまあると思いますが、楽しみの一つに出来上がりまでの時間
っていうのはあると思うんですよね。
その、出来上がりの時間をワクワクしながら待つわけですけど
ようやく出来上がった写真に100点の写真が出来上がった時
すっごい嬉しい写真体験になります。
この体験は、実際にやってる人じゃないとわからないかなぁと思います。
みなさんの参考になれば嬉しいです。
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