#5 足摺岬を超えて、ようやく高知市内に入りました。
もう終盤と言ってもいいこの土地では以前から友達と話していた
「ひろめ市場」で飲み明かす予定になっていました。
クロスバイクで四国を一周してみよう!【つづき】
友達と事前に「高知市内にはいったらもう後半戦だし、ひろめ市場で飲み明かしましょう!」
そんな風に話していた。
ひろめ市場がどんなところかもよくわかっていなかったけど
「うん、そうしよう」と楽しみにしていた。
不思議な夜、不思議な朝
ここは高知市内の帯屋町のところにある中央公園
ぼくたちは、高知市内で2泊ほどゲストハウスに宿泊し
1泊はこの中央公園にテントをはった。
この中央公園でテントをはって日の夜はとても不思議な夜で
翌朝おきたらテントも自転車も鳩の糞だらけだった。
二度と中央公園にテントははるまい!と固い決意をした。
近くでは、ベンチに座って夜通しお酒を飲みながら独り言を喋っているおばちゃん
テントで寝ていても声が聞こえてくる。
とにかく不思議な夜だった。
四国カルスト
とにかく残念なことに
どうやらぼくが持って行ったOlympus PEN FTがちょっと調子が悪く
四国カルストにのぼったときのフィルムはきちんと撮影ができていなかったようだ。
(もしくはまだ未現像??)
高知市内に滞在しているあいだに四国カルストへ行くか
柏島にレンタカーしていこうかって話になって
結局カルストへ向かったんだ。
ぼくたちがちょうど四国カルストに到着した日から
近隣のお店は全部閉まっていて、間が悪いってのはこういうことだなって笑った。
失くしたマグカップ
ほとんど平地用の装備しかもっていなかったぼくたちではあったが
四国カルストへいくことになり、せめて、との想いで
ユニクロへ行き多少はあったかい格好をしておこうということで
それぞれパーカーなりロンTなりを購入した。
装備もないまま四国カルストへ到着し、食事もないまま(何故か買い忘れた)
夜を過ごした。
とにかく寒くてまったく休めず、ぼくは車で寝た。
といってもエンジンをつけているわけでもないので
ガタガタ震えながら。眠れたもんじゃない。
ただ、その日はちょうど十五夜ということもあって
日がくれて間もない頃は月も明るく綺麗にみえていたのだが
生憎の曇り空で夜通り寒いだけの夜だった。
朝、起きて帰る準備をしているときにマグカップを重ねて
車の天井においた。
そのまま忘れて発進してしまったようで、マグカップは四国カルストあたりに落ちているだろうと思う。
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静かな朝、AM 5:00
寒くて全く寝れないもんだから
日の出をみようと車をでて外にでたけど
こんな調子でとにかく寒かった。
太陽は当分来ないと思った。
レンタカーを返さなければいけないので
朝早くカルストを出発して高知市内に戻らなければいけない。
それでもカルストで一泊した経験はとてもよかった。
周りは焚き火をして暖をとっているのに
ぼくたちは小さなバーナーで水をあたためて
非常食的に購入していたブタ麺をすすって寝たんだ。
それと友達がもっていたクッキーを食べてやすんだ。
あの夜はまた不思議な夜だった。
君とぼくは何をしていたのだろう
早朝 AM 5:00から起きてそわそわしていたのはこのビデオグラファーの彼とぼくぐらいで
ぼくも彼も何を撮っていたのだろう、このモヤのなか。
ぼくがこのとき撮影した写真を見る限りほとんど何も写っていない。
このとき近くにいたビデオグラファーの彼の動画もきっと
同様のはずだろう、本当に何も写っていないだろうと思う。
四国カルスト、高知市内での写真を撮影していたであろう
フィルムがきちんと撮れていなかったことで
すっぽり抜け落ちてしまっているのが残念なんですけど
四国カルスト良いとすっごい開けてて気持ちがいいところなんです。
ぼくたちが到着した初日はすっごい天気がよくって気持ちがよかった。
iPhoneで撮影した写真はたくさんあるのですが、それはまた別の機会に掲載していこうと思います。
では、次回とうとう写真で振り返る四国八十八箇所 お遍路 逆打ち旅も完結させようかなと思います。