
今年一発目の登山は、無理をしない、のんびりした一日にしたい。
そう考えて選んだのが、長野県の黒斑山(くろふやま)でした。
景色を楽しみながら歩けて、山でお弁当やスイーツも楽しめる。
しかも目の前には日本百名山にも選ばれている浅間山がどーんと広がる。
「ちゃんと登山はしたいけれど、今回は頑張りすぎない日にしたい」という気分に、この山は本当にちょうどよかったです。
今回は2026年4月18日(土)に、友人と2人で黒斑山へ日帰り登山に行ってきました。
この記事では、残雪期の黒斑山の様子、必要だった装備、実際に歩いて感じた注意点、そして今回の目的だった高峰高原ビジターセンターのガトーショコラや登山後の温泉まで、まとめて紹介します。
黒斑山や浅間山にこれから行ってみたい方、関東近郊から日帰りで絶景登山を楽しみたい方の参考になれば嬉しいです。
- 今回の登山の目的は「無理しないこと」と「浅間山を見ながらガトーショコラを食べること」
- 黒斑山ってどんな山?日帰りで楽しめる浅間山展望の名ルート
- 当日の計画|高峰高原ビジターセンターでガトーショコラを買ってから登る
- 2026年4月18日の黒斑山は、まだまだ残雪とぬかるみが多かった
- 必要だった装備|チェーンスパイク、軽アイゼン、ストックはどう考える?
- トーミの頭で浅間山を見ながらガトーショコラを食べる時間が最高だった
- 黒斑山だけで終わらず、仙人岳まで行って本当によかった
- 鋸岳まで行くか迷ったけれど、今回は無理をしない判断で終了
- 下山後の楽しみ|高峰高原ビジターセンターのカフェと高峰高原ホテルの温泉
- ランプの湯もあるけれど、気軽さで選ぶなら高峰高原ホテルの温泉が便利
- これから黒斑山へ行く人向け|あると安心な装備を探す
- まとめ|黒斑山は、景色もスイーツも温泉も全部楽しめる日帰り名山だった
今回の登山の目的は「無理しないこと」と「浅間山を見ながらガトーショコラを食べること」

これまで関東圏の低山から百名山、友人と2人で北アルプスの縦走まで、いろいろな山へ行ってきました。
でも、今回は今年に入って最初の登山。しかも僕自身も登山は4カ月ぶりで、友人も4カ月ぶり、さらに残雪期の山は初めてでした。
だからこそ、今回は「無理をしない登山計画」にしようと決めていました。
そこで選んだのが黒斑山です。
黒斑山の魅力は、歩きやすさと景色の良さのバランスがとても良いこと。
そして何より、浅間山を正面に眺めながら歩けることです。
今回はさらに、高峰高原ビジターセンターで販売されているガトーショコラを持って登り、トーミの頭で浅間山を見ながら食べる、というのも大きな目的にしていました。
この「浅間山を眺めながらガトーショコラを食べる」という目的が、結果として想像以上に良かったです。
どこかの高級店で食べるお菓子よりも、山の上で食べる一切れのほうがずっと記憶に残る。やっぱり登山って、そういう体験が面白いんですよね。
黒斑山ってどんな山?日帰りで楽しめる浅間山展望の名ルート

黒斑山は、浅間山の外輪山にあたる山で、車坂峠から登るルートが一般的です。
YAMAPのモデルコースでも、車坂峠からトーミの頭、黒斑山、蛇骨岳を経て戻る周回が標準約4時間・距離約7.1km・累積標高差約592mで案内されており、日帰り登山として非常に人気があります。
黒斑山(群馬・2404m)| 登山ルート・天気 | YAMAP / ヤマップ
ただし、この山の本当の魅力は数字だけではわかりません。
樹林帯を抜けてトーミの頭に出た瞬間、目の前に広がる浅間山のスケール感。
そしてその先、蛇骨岳や仙人岳方面へ続く稜線歩きの開放感。
「登山ってやっぱりいいな」と素直に思えるような景色が連続します。
黒斑山だけでも十分に楽しいですが、せっかくならその先の蛇骨岳や、時間と体力に余裕があれば仙人岳方面まで視野に入れると、満足度はさらに上がると思います。
当日の計画|高峰高原ビジターセンターでガトーショコラを買ってから登る

今回の計画はかなり明確でした。
まず朝8時ごろに高峰高原へ到着し、準備をしてからビジターセンターへ。
そこでガトーショコラを購入して登山を始める、という流れです。
高峰高原ビジターセンターは案内窓口が8:30〜17:00、別案内ではビジターセンター8:00〜17:00、売店8:00〜16:30、カフェ11:00〜16:00とされています。現地の営業状況は時期や季節で変わる可能性があるため、訪問前に確認しておくのが安心です。
僕たちはこの高峰高原ビジターセンター2階のカフェで、今回の目的だったガトーショコラを購入しました。
雪の残る浅間山をイメージしたビジュアルも良くて、もうこの時点でかなり気分が上がります。
▼Googleマップ(高峰高原ビジターセンター)
2026年4月18日の黒斑山は、まだまだ残雪とぬかるみが多かった

4月中旬の黒斑山は、想像以上に残雪が残っていました。
特に蛇骨岳以降、そして黒斑山以降の区間では雪が目立ち、ぬかるみもかなり多め。
「春山ハイク」という言葉の軽やかなイメージだけで行くと、普通に足元で苦労すると思います。
実際、今回僕はチェーンスパイクを持って行ったものの、面倒くささもあって結局つけませんでした。
でもこれは正直、反省しています。何度も滑りそうになりましたし、ぬかるみでバランスを崩しそうになる場面もありました。
一方、同行した友人はモンベルで購入した4本爪の軽アイゼンを装着していて、こちらはかなりスムーズに歩けていたようです。
その差を見ても、残雪期の黒斑山では滑り止めを持って行くだけでなく、ちゃんと必要な場面で使うことが大事だなと感じました。
とくにこの時期は、雪だけでなく泥もかなり強敵です。
登山靴はかなり汚れますし、普通のスニーカーではかなり厳しいと思います。
少なくともゴアテックスなど防水性のある登山靴はかなり重要だと感じました。
必要だった装備|チェーンスパイク、軽アイゼン、ストックはどう考える?

今回歩いてみて思ったのは、「どこまで行くか」で必要な装備の感覚が少し変わるということです。
まず、黒斑山や蛇骨岳までを目標にするなら、今回の時期ではチェーンスパイクや軽アイゼンがあったほうが安心です。
必須と言い切るのはコンディション次第ですが、少なくとも「持っていった方がよかったな」と僕は感じました。
一方で、道中ですれ違った方々を見ると、アイゼン類は着けずにストックで対応している人もかなり多かったです。
実際、車坂峠からトーミの頭、黒斑山あたりまでは、岩場が多いわけではないので、ストックで十分と考える人が多いのもわかります。
ただ、蛇骨岳から先や、さらに仙人岳方面まで伸ばすとなると、雪の残り方や稜線の状態によっては、滑り止めがかなり安心材料になると思います。
ストックは便利ですが、稜線で風が強かったり、場所によっては邪魔になる場面もあります。
だからこそ、同行者や体力、経験、当日のコンディションを見ながら装備を決めるのが大切です。
今回の山行であると安心だと感じたもの
- ゴアテックスの登山靴
- チェーンスパイクまたは軽アイゼン
- ストック
- 防寒着(風が出るとかなり寒い)
- 泥汚れ対策のゲイター
4月の黒斑山は「もう春でしょ」と思って軽装で行くと、意外と痛い目を見るかもしれません。
残雪期の山として、足元対策はかなり重要だと思います。
トーミの頭で浅間山を見ながらガトーショコラを食べる時間が最高だった

今回の山行でいちばん印象に残ったのは、やっぱりトーミの頭です。
目の前に広がる浅間山。
残雪をまとった姿が本当に美しくて、「やっぱりこの景色を見に来てよかった」と思えました。
そしてそこで食べた、高峰高原ビジターセンターのガトーショコラ。
これが本当に美味しかったです。しっとり柔らかく、濃厚で、でも重たすぎない。
山の上で食べるスイーツとして完璧でした。
正直、味だけで言ってもかなり美味しいです。
でもそれ以上に、目の前に浅間山があって、少し冷たい風の中で食べるからこそ、忘れられない味になるんですよね。
今回の山の目的は、この一瞬のためにあったと言ってもいいくらいでした。
黒斑山だけで終わらず、仙人岳まで行って本当によかった

当初は、黒斑山から蛇骨岳まで行って、そこで様子を見ながら先へ進むか判断する予定でした。
同行した友人が残雪期の山は初めてだったこともあり、無理はしない計画にしていたんです。
でも実際に蛇骨岳まで行ってみると、思いのほか風も弱く、登山もスムーズでした。
そのため、さらに少しだけ足を伸ばすことに。
そしてここで思ったのが、せっかくなら仙人岳まで行った方が絶対にいいということです。
黒斑山までも十分に楽しいのですが、蛇骨岳まで伸ばすと稜線歩きの感じがより出てきて、景色の見え方も変わります。
草木の中を歩く楽しさももちろんありますが、やっぱり登山の醍醐味のひとつは、開けた稜線を歩く爽快さです。
今回、黒斑山だけでやめずに蛇骨岳まで行って本当に良かったと強く思いました。
時間と体力に余裕があるなら、ぜひそこまでは行ってほしいです。
鋸岳まで行くか迷ったけれど、今回は無理をしない判断で終了

さらにその先、鋸岳まで行くことも頭にはありました。
時間にはある程度余裕がありましたし、体力的にも完全に無理という感じではありませんでした。
ただ、僕自身も1年ぶりの残雪期、登山も4カ月ぶり。友人も4カ月ぶりで初めての残雪期。
帰りのことや路面状況を考えて、今回は蛇骨岳までで止めることにしました。
この判断は結果的によかったと思っています。

「行けるかも」で進むのではなく、「今日はここまでで充分よかった」と思える山行にする。
それもまた、大人の登山には必要な感覚だなと思いました。
下山後の楽しみ|高峰高原ビジターセンターのカフェと高峰高原ホテルの温泉

黒斑山は、登山だけで終わらないのも魅力です。
下山後にちゃんと“楽しい続き”があるんですよね。
僕たちは下山後、高峰高原ビジターセンター2階のカフェでカモシカアイスを食べました。
登山のあとに、その土地らしい動物やキャラクターをモチーフにしたスイーツを食べるのって、すごく良い思い出になります。
そしてそのあとに高峰高原ホテルの温泉へ。

高峰高原ホテルの日帰り入浴は公式で10:00〜18:00、受付終了17:00までと案内されています。大浴場はシンプルですが、前面ガラス張りで景色を眺めながらゆっくり入れるのが最高です。フェイスタオル販売やバスタオルレンタルもあります。
体を洗うスペースと湯船はシンプルな構成ですが、それで十分なくらい景色が良い。
山を見ながら入る温泉って、それだけでご褒美になります。
シャンプーやコンディショナー、化粧水なども整っていて、駐車場も利用しやすく、かなり快適でした。
しかも、高峰高原ビジターセンター2階で食事をすると、隣の高峰高原ホテルのお風呂が100円引きになる案内があるとのことでした。現地で確認しながら使うのがおすすめです。
▼Googleマップ(高峰高原ホテル)
ランプの湯もあるけれど、気軽さで選ぶなら高峰高原ホテルの温泉が便利

高峰高原周辺で温泉といえば、高峰温泉の「ランプの湯」も有名です。
ただしこちらは、公式で日帰り入浴が11:00〜16:00、冬期は雪上車送迎のため要予約となっています。
つまり、行きたいと思ってもその場で気軽に寄るというより、少し計画性が必要です。
その点、黒斑山の下山後に「とりあえず温泉に入りたい」という流れで使いやすいのは、高峰高原ホテルの方だと感じました。
「登山して、アイス食べて、温泉入って帰る」。
この流れがかなり完成度高いので、個人的には初回は高峰高原ホテルの温泉をおすすめしたいです。
これから黒斑山へ行く人向け|あると安心な装備を探す

残雪期の黒斑山は、軽く見ない方がいいです。
景色は最高ですが、足元は普通に厄介でした。
これから行く方に向けて、今回特に「あると安心」と感じた道具を貼っておきます。
チェーンスパイク
- Amazonで探す: チェーンスパイクをAmazonで見る
- 楽天で探す: チェーンスパイクを楽天で見る
軽アイゼン
- Amazonで探す: 軽アイゼンをAmazonで見る
- 楽天で探す: 軽アイゼンを楽天で見る
防水登山靴(ゴアテックス系)
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- 楽天で探す: 防水登山靴を楽天で見る
トレッキングポール(ストック)
- Amazonで探す: トレッキングポールをAmazonで見る
- 楽天で探す: トレッキングポールを楽天で見る
行動食・山スイーツを入れる保冷ポーチ
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- 楽天で探す: 保冷ポーチを楽天で見る
まとめ|黒斑山は、景色もスイーツも温泉も全部楽しめる日帰り名山だった

今回の黒斑山は、今年最初の登山として本当にちょうどいい一日になりました。
- 浅間山の景色がとにかく素晴らしい
- トーミの頭で食べるガトーショコラが最高
- 黒斑山だけでなく蛇骨岳まで行くと満足度が高い
- 4月中旬でも残雪・ぬかるみ対策はかなり重要
- 下山後は高峰高原ホテルの温泉まで含めて楽しめる
「黒斑山」「浅間山」「日帰り登山」で山を探している人には、かなり強くおすすめできます。
景色、歩きやすさ、ご褒美スイーツ、温泉。
日帰り登山として欲しいものが、かなり高いレベルで揃っている山でした。
今回も最後まで読んでくれありがとうございます。
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