RICOH GR2をポケットに忍ばせて
あちこち行ったり写真撮ったり遊んでいますが
今回は、そのGR2でかっこよく人を撮影したい!というお話です。
RICOH GR2でかっこいい写真が撮りたいんだ!!
最近、購入したRICOH GR2を使って
かっこいい写真を撮りたいなぁということで
今回は、被写体としてゆめほさんに協力をしていただきました。
かっこいい写真とは
かっこいい写真とは?
飾りっ気がなく無骨な感じで、
ありのままの自分を表現している写真
あまり作り込んだ感じがなく、素そのままで勝負しているもの
ぼくは、そう思っています。
リコー GRII WORLD―GRはGRを超えてゆく。 (日本カメラMOOK)
ゆめほ
写真を撮る時、事前にイメージを膨らませて
こんな感じで撮影したいと想像をするわけです。
そして、そのイメージに近い存在の人に声がけをするのですが
今回、協力してくれた ゆめほ さんはとってもばっちりで
細かく打ち合わせなんかしなくたっていい。そんな感じで
写真をはじめました。
そりゃそうなんですよね。
彼女自身いい意味で飾りっ気がなく
ありのままの自分を最大限表現されているので、それを横から
シャッター切っていくといったイメージでやるだけで
それはもうかっこいい写真の出来上がりなんです。
あとは、テクニカルな部分でちょっとした小細工的に
アレブレボケを演出することでPlus Onって感じでしょうか。
そもそも、写真なんてのはありのままの状態・状況・空気を撮るもので
多少の演出はできても、根本的な姿勢や精神まで曲げて写すことは
できるわけがないので、写真からそういうエネルギーってのは
モデルの力として出てきますよね。
GR2 - 作例
GR2は細かな設定もできるので、アレブレボケの演出も可能
シャッタースピードの設定は少々めんどうだけど、なんとなく移動しながらでも
設定はできますね。
シャッタースピード落として、マクロ設定であえてピンをぼかして
撮影する、という行為を歩きながら行って演出を加えていきます。
一眼レフカメラのような直感的な操作性ではないので
操作を事前に頭にいれておく必要があります。
デジタルは普段使いませんが、例えばNikonのデジタル一眼レフなら
親指でシャッタースピード、人差し指でF値カチカチクルクルやるんですけど
そういった使いやすさはないです。事前に頭にいれておきましょう。
現場で起きてる事象にうまく乗っかって撮影するのも
ストリートスナップの醍醐味
機械から発せられている光をうまく活用して
不思議な風合いの印象作りだって現場でやっていきます。
GR2はファインダーがないので
画面を見ながらの撮影となります。
ですが、あんまりデジカメの画面を見て撮影していると
決まった構図で撮影しがち or あまり楽しくない形になりがちなので
ここは、ノーファインダーのような格好で撮影すると
案外いい写真が撮れたりする。
ノーファインダー撮影ってのは、どんどんやってみるべきだと思っています。
デジタルだからできる楽しみがある
今回のフォトセッションで個人的にナンバーワンの写真はこれ。
普段はあまりローアングルから撮影しない僕ですが
RICOH GR2だから、デジタルだからこそ撮れた一枚かなって
はっきり思います。
自分の癖や特性・特徴っていうのがわかっているので
フィルムでファインダーのぞいて、こういう写真撮るっていうのは
僕はたぶんやらないですね、膝ついてファインダー覗いて
この写真を撮ってる僕は想像つきません自分でも。
デジタルで、しゃがんで構図をチェックして
お!という気づきの中で撮影ができる
それがデジタルの楽しいところでもあるし
マンネリしてしまう一つの要因でもあると思うんですが
デジタルだからこそ撮れたなぁこの一枚っていうのがあると
楽しいなって思います、純粋に写真が。
デジタルであえてノーファインダー的に撮影するってやりかたもいいと思うし
結構楽しいですよ。
それにちょうどいい塩梅でRICOH GR2はフォーカス合わせが遅い
「ジージー」って探すので、それがね
いいですよ。
あんまりばちばち全部とにかくピントが瞳にあってるとか、
そういう写真がとにかく解像度高めで綺麗な写真になってしまうのでね
あまり好みません。
GR2の弱いところを、あえて最大限活かすってのが
やっぱりかっこいー写真の撮り方かなぁとも思います。
こちらの記事でもRICOH GR2について書いているので
よかったら見てってください。
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