
東京・新宿には、時代を超えて愛され続けている老舗ジャズ喫茶があります。
その名も、DUG(ダグ)。
前身となるジャズ喫茶「DIG」が1961年にオープンして以来、新宿のジャズ文化とともに歩んできた名店です。
レコードから流れるジャズの音色。
地下へ降りていくような少し特別な入口。
クラシカルで落ち着いた店内。
そして、コーヒーやウイスキー、名物のダグッドサンド。
そのすべてが合わさって、DUGには他の喫茶店では味わえない独特の空気が流れています。
さらにDUGは、村上春樹さんの代表作『ノルウェイの森』にも登場する場所として知られています。
今回は、そんな新宿DUGの魅力を、実際に訪れた体験を交えながら紹介します。
- 新宿の老舗ジャズ喫茶「DUG」へ
- DUGの基本情報とアクセス
- DUGの魅力は、ジャズと空間の濃さにある
- 村上春樹『ノルウェイの森』にも登場するDUG
- 村上春樹作品を読んでから訪れると、DUGはもっと楽しい
- DUGの歴史|前身「DIG」は1961年にオープン
- 有名ジャズミュージシャンも訪れた、新宿ジャズ文化の場所
- DUGの名物メニュー「ダグッドサンド」
- 次はマスターの奥様お手製ケーキも食べたい
- DUGに行くなら、ジャズの名盤を聴いてから行くのもおすすめ
- まとめ:新宿でジャズと文学の余韻に浸るならDUGへ
- 喫茶・コーヒー関連記事
- この記事で紹介した関連アイテム
新宿の老舗ジャズ喫茶「DUG」へ

新宿の靖国通り沿いを歩いていると、ふと現れるDUGの看板。
新宿という街は、いつ行っても人が多く、騒がしく、情報量が多い街です。
そんな街の中にありながら、DUGの入口にはどこか別世界へつながっているような雰囲気があります。
外から眺めているだけでも、少し時間の流れが変わるような感覚。
ジャズ喫茶という言葉には、どこか敷居の高さを感じる方もいるかもしれません。
でもDUGは、古くから続く名店でありながら、ふらっと一人で入れるような空気もあります。
新宿で少し落ち着きたいとき。
コーヒーを飲みながら音楽に浸りたいとき。
村上春樹作品の余韻に触れたいとき。
DUGは、そういう時間にぴったりの場所でした。
DUGの基本情報とアクセス

DUGは、新宿三丁目にある老舗のジャズ喫茶です。
昼間はカフェとして、夜はバーとして楽しめるお店で、時間帯によって少し違う表情を見せてくれます。
- 店名:DUG(ダグ)
- 住所:東京都新宿区新宿3-15-12
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」から徒歩約3分
- アクセス:JR「新宿駅」東口から徒歩約7分
- 営業時間:カフェタイム 12:00〜18:00
- 営業時間:バータイム 18:00〜23:30(L.O. 23:00)
- 定休日:無休(年末年始を除く)
- 公式サイト:http://www.dug.co.jp/about.html
最新の営業時間や営業状況は、訪問前に公式サイト等で確認しておくと安心です。
新宿三丁目駅から近く、新宿駅からも徒歩圏内。
買い物や映画、仕事帰りの途中に立ち寄りやすい立地です。
新宿で少し時間が空いたときに、チェーンのカフェではなく、こういう歴史ある喫茶店に入ると、かなり良い気分転換になります。
DUGの魅力は、ジャズと空間の濃さにある

DUGの魅力は、ただ「ジャズが流れている喫茶店」というだけではありません。
店内に流れる音楽、照明、壁の雰囲気、テーブルの質感、コーヒーカップの佇まい。
その一つひとつが、しっかりDUGという空間を作っています。
ジャズ喫茶は、音楽を聴く場所でもあり、静かに自分の時間を取り戻す場所でもあると思います。
新宿の街を歩き回って、少し疲れたタイミングでDUGに入る。
コーヒーを注文して、レコードから流れるジャズに耳を傾ける。
それだけで、少しだけ自分の呼吸が深くなるような感覚があります。
レコードから流れるジャズの温かさ
DUGでは、店内にジャズが流れています。
デジタル音源の便利さとはまた違う、レコードならではの温かみ。
少しざらついた音の質感が、店内の雰囲気によく合っています。
モダンジャズ、ブルース、ラテンジャズ。
そのときどきで流れる音楽は違うと思いますが、どれもDUGの空間に自然に馴染んでいます。
ジャズに詳しくなくても楽しめます。
むしろ、詳しくない人ほど、こういう場所でぼんやり音を浴びるのが良いのかもしれません。
「この曲は誰だろう」と思いながら聴く時間も含めて、ジャズ喫茶の楽しみだと思います。
昼は喫茶、夜はバー。時間帯で変わる楽しみ方
DUGは昼と夜で、楽しみ方が少し変わります。
昼はコーヒーを飲みながら、静かにジャズを聴く喫茶時間。
夜はウイスキーやカクテルを楽しみながら、少し大人の空気に浸るバー時間。
どちらも魅力があります。
一人で本を読むにも良いし、誰かと静かに語り合うにも良い。
スマホを触り続けるより、少しだけ音楽と空間に身を預けたくなる場所です。
村上春樹『ノルウェイの森』にも登場するDUG

DUGを語るうえで、村上春樹さんの存在も外せません。
DUGは、村上春樹さんの代表作『ノルウェイの森』にも登場します。
作中では、主人公がDUGでウォッカトニックを二杯飲む場面があります。
『ノルウェイの森』を読んだことがある人にとって、DUGはただのジャズ喫茶ではなく、物語の余韻に触れられる場所でもあります。
小説に出てきた場所を実際に訪れるというのは、やっぱり特別です。
ページの中にあった場所が、現実の新宿に存在している。
その場所で自分もコーヒーやお酒を飲んでいる。
そう思うと、少し不思議な気持ちになります。
村上春樹作品を読んでから訪れると、DUGはもっと楽しい
村上春樹さんはジャズとの関わりが深い作家です。
かつてジャズ喫茶を経営していたこともあり、作品の中にも音楽やレコード、バー、喫茶店がたびたび登場します。
DUGも、その文脈の中で訪れるとより味わい深く感じられます。
『ノルウェイの森』を読んでから行くのも良いし、DUGを訪れてから読み返すのも良い。
小説の中の空気と、実際の店内の空気が、少しだけ重なる瞬間があります。
村上春樹作品が好きな方なら、新宿DUGは一度訪れておきたい場所だと思います。
DUGの歴史|前身「DIG」は1961年にオープン

DUGのルーツとなる前身のジャズ喫茶「DIG」は、公式ヒストリーによると1961年に新宿でオープンしています。
そこから長い時間を経て、DUGとして受け継がれ、新宿の文化の一部として今も続いています。
半世紀以上続いているお店には、やっぱりそれだけの理由があります。
流行のカフェとは違う、時間が積み重なった場所の強さ。
新宿の街はどんどん変わっていきますが、その中でDUGのようなお店が残っていること自体が、とても貴重なことだと思います。
歴史をもっと知りたい方は、公式サイトのヒストリーページもおすすめです。
有名ジャズミュージシャンも訪れた、新宿ジャズ文化の場所
DUGは、数多くのジャズミュージシャンが訪れた店としても知られています。
ジャズ喫茶という文化は、ただ音楽を流すだけの場所ではありません。
レコードを聴き、音について語り、写真や文学や街の空気ともつながっていく場所です。
DUGには、そうしたジャズ喫茶の濃さがあります。
ジャズが好きな人はもちろん、まだジャズに詳しくない人でも、新宿の文化を感じる場所として楽しめるはずです。
DUGの名物メニュー「ダグッドサンド」

DUGでぜひ食べてみたかったのが、名物メニューのダグッドサンド。
名前の響きからして良いですよね。
厚みのあるトーストに具材がしっかり挟まれていて、シンプルながらも満足感があります。
ジャズ喫茶で食べるサンドイッチって、なんだか特別です。
コーヒーと一緒に食べても良いし、夜ならウイスキーやカクテルと合わせても良さそう。
喫茶店のサンドイッチって、そのお店の空気込みで美味しく感じるところがあります。
DUGのダグッドサンドも、まさにそんな一皿でした。
ボリュームがあって、しっかり満足できる
ダグッドサンドは、軽食というよりも、しっかり満足できるサンドイッチです。
チーズ、ハム、野菜などがバランスよく挟まれていて、トーストの香ばしさとよく合います。
新宿で少しお腹が空いたときに、DUGでコーヒーとダグッドサンド。
かなり良い選択肢だと思います。
慌ただしいランチではなく、音楽を聴きながらゆっくり食べる。
それだけで、いつもの食事とは違う時間になります。
コーヒーにもお酒にも合う
ダグッドサンドは、コーヒーにもお酒にも合うメニューだと思います。
昼なら、濃いめのコーヒーと一緒に。
夜なら、ウイスキーやウォッカトニックと一緒に。
『ノルウェイの森』を意識するなら、ウォッカトニックを頼むのもいいかもしれません。
そういう楽しみ方ができるのも、DUGならではです。
次はマスターの奥様お手製ケーキも食べたい
DUGでの時間を楽しみ、お会計を済ませると、スタッフさんから「次はマスターの奥様お手製のケーキもあるのでぜひ」と声をかけていただきました。
お手製のパウンドケーキやブラウニーがいただけるらしいです。
こういう一言って嬉しいですよね。
ただコーヒーを飲んで帰るだけではなく、「また来よう」と思える。
次回は、マスターの奥様お手製のケーキをいただきに、コーヒーを飲みに行きたいと思います。
DUGに行くなら、ジャズの名盤を聴いてから行くのもおすすめ
DUGはジャズに詳しくなくても楽しめます。
でも、せっかくなら少しだけジャズを聴いてから行くと、店内で流れる音楽をより楽しめるかもしれません。
マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、チェット・ベイカー。
有名どころから聴くだけでも、ジャズ喫茶で過ごす時間が少し深くなります。
また、自宅で喫茶店のような時間を作りたい方は、コーヒー道具を揃えるのも楽しいです。
DUGで過ごす時間をきっかけに、自分の部屋でもジャズとコーヒーの時間を作りたくなりました。
まとめ:新宿でジャズと文学の余韻に浸るならDUGへ

新宿DUGは、ただの喫茶店ではありません。
- 新宿三丁目にある老舗ジャズ喫茶
- 前身のDIGから続く長い歴史
- レコードでジャズを楽しめる大人の空間
- 村上春樹『ノルウェイの森』にも登場する文学的な場所
- 名物ダグッドサンドや手作りケーキも楽しめる
新宿の喧騒から少し離れて、ジャズとコーヒーに浸る時間。
こういう場所を知っているだけで、新宿という街の楽しみ方が少し変わる気がします。
村上春樹作品が好きな方、ジャズ喫茶が気になっている方、新宿で落ち着ける喫茶店を探している方には、ぜひ一度訪れてほしいお店です。
次は、マスターの奥様お手製のケーキを食べに、またDUGへ行きたいと思います。
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