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< 元スタジオマンが教える >自宅で簡単に高品質な物撮りをしよう!< 超簡単 >


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短い期間でしたが元スタジオマンの僕が教える

自宅で簡単に高品質な物撮り方法を伝授します。

めんどくさがりの人でも簡単にできちゃうやり方です〜!

 

 

 

 

 

 

 

自宅で簡単に高品質な物撮りをしよう!

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このような写真が簡単に撮影できるようになります!



 

今回は、自宅で!簡単に!高品質な物撮りをしよう!ということで

 

記事をまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

 

はじめに

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今回は自宅で、簡単に、高品質な物撮りをテーマにしています。

 

物撮りは非常に難しく、細かいことや、品質を求め出すとキリがなく

 

いくらでも上には上がいる業界で、写真を見ればどのレベルで撮影をされているのか

 

どれだけ苦労されているのか、しっかりセッティング出しているのかなど

 

関わっている方なら一目瞭然。

 

当然、カメラマンのレベルもめちゃくちゃ如実に出ます。

 

 

今回は、(僕のように)めんどくさがりで少しでも簡単に

 

撮影したいって方だけ参考にしてみてください!

 

※簡単に!の目的のため高品質の中でもそれなりの品質になります。

※完璧を求められる方は絶対に参考になりません

 

 

 

 

 

準備するもの

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準備するものは以下です。

 

  1. 撮影機材(デジタル一眼レフ)
  2. クリップオンストロボ 1灯
  3. ポリプロピレン板 1枚

 

 

1.撮影機材

 

 

今回のテーマである高品質というのを合格ラインまで出すために

 

一眼レフ、ミラーレス一眼などが有効です。

 

iPhoneなどでも可能ですが撮影のときに工夫が必要です。

(後ほど説明)

 

 

 

2.クリップオンストロボ 1灯

 

 

 

3.ポリプロピレン板(白)

 

 

準備するものはこれでOK!

 

最低限これだけアイテムがあれば物撮りするための準備はOK

 

ここからどれだけ自分が凝っていくか、こだわっていくかというところで

 

撮影品質が変わっていくと思います。

 

 

 

 

 

買ってはいけないもの

 

 

Amazonなどで売られている

 

こういった撮影キット、撮影ボックスなるものはお勧めしません。

 

僕も5年ほど前に小物撮影のために購入したことがあったのですが

 

まるっきり使い物になりませんでした。

 

使い物にならなかった理由は、以下です。

 

  1. 素材品質が粗悪なものが多い
  2. ボックスなどのタイプは撮影背景が布などで折り目がとれずに撮影のノイズに。
  3. 折り目などをなおすために結局無駄な編集処理が必要になる

 

以上の内容で、購入したもののほとんど使い物になっていませんので

 

こんなものは購入せずに、ポリプロピレン板 白を大人しく買ってください。

 

基本、これで大体撮れます。

 

 

 

 

 

撮影してみよう!

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撮影をしてみよう!

 

僕が今回購入した、ポリプロピレン板(白)は 980円ぐらいでした。

 

近所のホームセンターで購入 サイズは W565 * H 980 / 厚さ 0.75mm です。

 

サイズは大きければ大きいほどいいですね。

 

そのサイズが大きければそのサイズ内に入り物なら撮影が可能です。

 

また、0.75mmぐらいの厚さならまるめて収納することも可能。

 

ですが、まるめて収納すると痕がついちゃいますから

 

これはおすすめしません。

 

僕が働いていたスタジオでももちろんそのまま立てかけて保管していました。

 

 

 

 

 

 

撮影のコツ!

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iPhone 13 フラッシュつきで撮影



掲載写真はiPhone 13にフラッシュをたいて撮影したものです。

 

今回は、一眼レフをお勧めしている理由は明快で

 

iPhoneで撮影するとなると光、フラッシュが直接当たっちゃいますよね。

 

物撮りするときのコツなんですけど、光の性質を覚えておくと良くて

 

1.光は強く当たると、影も強く出る

 

ということを頭にいれておくと良いでしょう!

 

と、いうことでなるべく光は直接ピカっ!と当てない方がいいんですね。

 

なので一眼レフ + クリップオンストロボのセットが良いのです。

 

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参考

 

こちらのカメラの頭についているストロボを見るとわかりますが

 

光の向きが後ろ向きにむいていますよね。

 

これはシャッターと同時に光が後ろ向きに発光されるようになっているんです。

 

光は直接当てると、撮影したい対象の物の真ん中に強く光が反射してしまったり

 

また角度によっては影が強くでてしまったりするから

 

それを避けるために光は後ろ向きにしています。

 

 

で、これらの簡単な設定で撮影した写真を掲載していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

作例

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作例 1

今回、作例が縦構図なのは

 

撮影した商品をスマホ・iPhoneの全画面で表示させたいという目的があり

 

縦構図で撮影をしています。ご了承ください。

 

しかも三脚も使わずに手持ち撮影です。

 

もちろん、丁寧に撮影する場合はカメラ固定した方がいいので三脚使ってくださいね。

 

 

まず作例をずらっとご覧になってみてください。

 

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作例 2

 

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作例 3

 

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作例 4

 

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作例 5

 

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作例 6

 

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作例 7

 

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作例 8

 

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作例 9

 

 

いかがでしたか?

 

ご覧になっていただいて、ある程度高品質であるなぁと感じていただけましたか?

 

この記事の冒頭でも記載致しましたが、高品質といっても

 

簡単に!というのを目的としているため改善すべきことはいくらでもあります。

 

細かいことを言い出すとキリがない世界、業界なので

 

どこかで線引きをして物撮り撮影っていうのはするといいなぁと思っています。

 

これを例えば、仕事でお客さんからお金をもらうとなれば

 

こんな仕事ではお金がとれませんが、クライアントさんが求めているのが

 

どれぐらいのレベルなのかによって、価格が適正であれば僕はいいかなぁと思っているタイプです。

 

次項で、どういったところが改善できるのか

 

ブラッシュアップできるのか簡単に解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

もう一つレベルアップしたい方向け

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作例 1

 

1.ほこり除去

 

例えばこちらの作例1ですが、一見なんかそれっぽく写ってるように見えますが

 

これ撮って出しなので、まず細かいことを言い出せば若干ほこりなども写ってるので

 

それはちゃんと除去しなくちゃいけないですね。

 

物撮りは、そういう細かいところが重要です。

 

 

 

 

2.露出の均一性

 

写真の左上と右上、右下で色が均一じゃないです。

 

今回はクリップオンストロボが1灯でカメラにストロボ装着して撮影。

 

また、カメラを縦構図でセッティングしているので

 

ストロボの位置がセンターではなく左寄りなんですね。(右手が上にくる撮影ポジションで撮影している)

 

そういった光の位置関係で背景の露出が均一じゃない。

 

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Photoshopでチェック

 

こちら、Photoshopで写真の露出、色の均一性を確かめるために左上の色を

 

スポイトで抽出して、サイド余白を追加して色を塗ってみました。

 

左側はまぁ色が統一されているけど、右側全然違うでしょ。

 

これプロの仕事だったら絶対にあり得ないし、ダメですね。

 

レベルひくひくです。

 

 

と!いうように、これはあくまに例の一つですが

 

細かいことを言い出せば本当いくらでもレベルアップさせる部分がたくさんありますね。

 

 

 

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こちらなんかもそうだけど、こちらのCONTAX TVSはレンズカバーがついているので

 

レンズの部分が反射して光がまじってますよね。

 

これもダメです。プロの世界なら没。

 

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これもなるべくレンズ内が写るように工夫しましたが、まぁこれもまだまだですね。

 

 

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

物撮りという世界は、本当に深い世界なので

 

究極を求め出すと本当にキリがない世界、業界です。

 

ネットで調べてみると、激安で物撮りします!みたいなものを

 

たまにみるけど、どれぐらいのレベルの方々が撮影されているんでしょうか?

 

僕は、物撮り好きじゃないのと苦手、細かいことも得意じゃないし

 

逆に、こり出すと本当にキリがないぐらい凝ってしまうので

 

物撮りは僕はやらないです。

 

もし仕事としてやるなら

 

お客さんとの話し合いのなかでどこまでのクオリティで良いのか

 

きちんと説明をして、納得いただければ進めてもいいかなぐらいですね。

 

仕事でやる場合はきちんと相手に理解を得られるような説明が事前に必要な業界だと思います。

 

ちなみに、僕が以前働いていた新宿の写真スタジオでは

 

お客さんが実際に来店されて、きちんと説明をしてYESどりをもらえたレベルで

 

撮影するようにしていました。きちんと取り決めを行わないとあとで

 

「やっぱりこうして」などと言われます。

 

一度それを受けてしまうと金額変わらず、どんどんレベルの高い撮影を求められるので

 

きちんとはじめに説明と了解を得るようにしていました。

 

 

 

でも、例えば個人で使う範囲だったら

 

今回、作例で掲載した程度で全然ありだと思います。

 

これぐらいのクオリティでもiPhoneでみてみると結構

 

お!綺麗な写真!って思えるクオリティなんですよ。

 

 

自宅で簡単に物撮りをしてみたいって方は是非参考にしてみてください!

 

大切なのは、なるべく大きな白背景と光を直接あてないこと

 

あと、Amazonで売っているような撮影キットみたいなものは購入しないってことですかね。

 

 

 

 

では、久しぶりに物撮りしてたら

 

ものが可愛く見えてしまった僕でした。

 

ではでは