それはハッピーエンドなんだ

脱・フリーランス!起業した30代独身男の写真や音楽、生活や旅のおはなし

京都で紅葉を楽しみながら座禅体験(インナージャーニー)をしてきたお話。


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京都放浪も早二週間が経過し

だんだんと紅葉の色づきも良い感じになってきました。

京都の秋はサッとやってきたらすぐに消えてしまうと

京都の友人が教えてくれたので、今がまさにベストかも??

 

秋の紅葉を楽しんだら、座禅も経験したい!

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京都放浪をするにあたり、京都で見たいもの・やりたいことなどを

軽く考えておいたんだけど、そのなかにタイミングがあえば

「座禅をしたい、禅について学びたい!」という気持ちがありました。

 

秋の京都にきたからには、もちろん紅葉に美味しい食事、お酒

好きな小説を読んだり、だらだら過ごす〜というのもありましたが

やっぱり座禅について体験してみたいという思いがありました。

 

瞑想と禅、インド、座禅体験のきっかけについて。

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ぼくは今年、3月にインド放浪(と言ってもかなり短期間のものでしたが)をしていました。

バラナシはガンジス河で沐浴をしたいという思い、実際に沐浴もしてきました。

 

ぼくは以前からインドがビートルズに与えた影響について

少し触れていましたし、大好きな日本のバンドandymoriのフロントマンである小山田壮平さんも

かなりインドから影響を受けている様子を感じていたので気になっていました。

 

実際にインドにいって、インドを感じよう!バラナシのカオスに触れよう!

ガンジス河で沐浴しよう!と思ったきっかけはandymoriのこの曲でした。

 


3rd LIVE DVD「FUN!FUN!FUN!」より『インナージャーニー』

 

この曲のなかで、こんな歌詞があります。

 

「目を閉じて僕はいなくなるんだ

 ただ風の音きくだけの行為になるんだ

 旅に出よう 頭、ハート、臍へとおりていこう」

 

小山田さんのブログかなにかでこのことについて触れていた記事があるんだけど

この曲のタイトルである「インナージャーニー」はOSHOという方が書いた本からの引用らしい。

実際にその本も読んでみましたが、その本の中に「瞑想とは頭、ハート、臍へとおりていくもの」というようなことが書かれていました。(詳細が気になる方は読んで見てください。)

 

 

インナー・ジャーニー―内なる旅

インナー・ジャーニー―内なる旅

 

 

そういった経緯から、この京都放浪では

座禅を組む、禅に触れる、禅を学ぶというのは

ぼくの一つの目的でもありましま。

インドへいって、瞑想について考え、学び、帰国して父が他界

そのあと、友人と話して京都放浪するかと決定して現在に至る。

そして、この街で出会った人たちとの出会い、全ては音楽に出会っていたからはじまったもの。

 

ぼくは全てのこの"縁"に感謝しています。

 

毘沙門堂 勝林寺さんで座禅体験!

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今回、一緒に京都放浪にきている友人が「座禅を組もう!」と言い

良いスピード感で予約までしてくれたおかげで

京都放浪のだらだら生活をしていたぼくのお尻に火がついて

実際に座禅体験が出来ました。

結局、なんだかいろいろ書いたけど

旅にでて、あちこち回っている毎日が目まぐるしく過ぎていき

お酒を飲んで笑っていたら、どんどん根っこが生えて、芽が出て、花が咲いちゃうんだよね

その前に、連れ出してくれた友人のナツキに感謝!

 

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座禅体験は、約1時間

費用は1000円で事前に予約が必要

詳細はこちら

shourin-ji.org

 

今回ぼくたちの座禅体験をさせてくれたのは

毘沙門堂 勝林寺 さんというところ。

 

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勝林寺さんの住職さんが不在のため

勝林寺さんの住職の修行時代の仲間であり

現在は妙心寺というところにおられる「清陀(せいだ)さん」という方が

ぼくたちの座禅をリードしてくれることになりました

 

清陀さんは、とても気持ちの良い方で

ぱきっと話をされ、わかりやすく明瞭、そして面白いテンポで

座禅・禅というものについて簡単に教えてくれました。

 

座禅の組み方や、心構え、意識の向け方などをわかりやすく説明してくれたので

とてもわかりやすかったです。

 

禅・座禅とマインドフルネスは違う

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また、清陀さんが座禅・禅・瞑想とマインドフルネスの違いについても

簡単に教えてくれた。

 

マインドフルネスは、何か目的や目標ありきのものであり

禅・瞑想というものはそういうものも一切ない"無"

同じようなものではあるが、全く違うものだということについても教えてくれた。

 

そういえば、このあいだ夜語り合ったセキサカさんとも

そんな話をしていたので、スッと入って来た。

(こちらの記事を参照)

www.happyendnanda.com

 

座禅(坐禅)体験をして見て感じたこと。

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約1時間の座禅体験を通じてぼくが感じたことは

これはやはり修行が必要なことなのだということ。

なかなか体験のみで、頭を空っぽにしたりすることは出来ないなということ。

自分を客観的に見つめ、俯瞰的に過去・現在・未来を見ながら

その中に入り込まずに見つめることというのは難しい。

 

andymoriのインナージャーニーの曲にある通り、

「ただ風の音を聞くだけの行為になる」というのは難しい。

でも、その片鱗に少し、指先が触れた気がする。

 

座禅を体験したことによって、そのattitude(姿勢・心構え)を学べた

これがとても自分にとっては大きな体験だったなぁと思います。

 

ぼくは全く「禅」というものを勉強せず

無学のままこの体験会に参加しましたが、やはり体験することが一番大事だなと思いました。

体験をすると、勉強をしたくなる。学びたいと思う、知りたいと思う。

 

大好きなビートルズのジョンレノンも瞑想について話していることがあって

ずっと瞑想について考えていて、インドにいって見たり聞いたり体験して感じがことがあって

バラナシのガンジス河を眺めながら本当に「風を聞くだけの行為」になってみて

なおわからないことがたくさんあったのだけど、今回の体験でまたひとつ前進して気がします。

 

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この「なんとなく、わかったような気がする」っていうのは

人生において、勉学という点について

ぼくはとっても大きな進歩だと信じているので

とても良い体験が出来ました。

 

よもやま話

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ちなみに、これはちょっとしたよもやま話ですが

今回の座禅をリードしてくれたのはこちらの勝林寺さんの住職さんではなく

妙心寺からきた清陀さんということは書きました。

 

で、座禅の組み方や心構えなどを教えてくれて数回の座禅を組んだあとに

次は「よく、みなさんがテレビなどで見たことあるかもしれませんが・・・」と

警策(きょうさく、けいさく)について話をしてくれました。

 

座禅を組んでいるとき、坊さんが自分の目の前にやってきて

長い棒で叩かれるアレですね。あれを警策というんですけど

 

「次、少し長めの座禅を組むのでその時は警策を使ってまわりますね」と。

 

「ただ、叩かれるにもきちんと説明をしておく必要があるので

 誰か見本で叩かれてみたいという方おられますか?」と質問をしました。

 

そして、ぼくの相方であるナツキが「はい」と挙手

叩かれ方の見本を受けることになりましたが、それが思ったより良い音がして

その場にいた人みんなちょっとした笑いが生まれて和やかなムードに。

 

清陀さんは続けます。

「今のご時世、勝手に叩いたりはなかなか出来ないものなので座禅中に

 私が前を通る頃、合唱をしてくだされば警策でぴしゃりといかせていただきます」と。

 

そして、座禅がはじまり

みな、おもいおもいに合唱をして警策で叩かれるのですが

最後、終わりのときに

「見本になってくれた彼には、こちらを差し上げます、この警策の折れたもので作ったものです」と

そして「お連れ様はいますか?」ということで友人であるぼくのことを紹介してくれて

ぼくにも同じように、こちらをくれました。

 

こちらには「看脚下」と書かれており、裏には紅葉。

座禅体験、終始気持ちの良い体験になり清々しい気持ちになりました。

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禅について、学びたいと思います。

 

次回は、ジョブズが愛した苔寺・西芳寺へ

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次回は、苔寺へ

事前に往復ハガキを使って予約をしないと参拝できないお寺さんへ行きます。

 

その前に、鈴虫寺も行きますかね〜。

京都放浪はだらだらと続く〜!

 

今夜も河原町、木屋町、先斗町、鴨川あたりで酔っ払っていますよ〜

 

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