それはハッピーエンドなんだ

脱・フリーランス!起業した30代独身男の写真や音楽、生活や旅のおはなし

Portrait 03 / ハーフカメラで優しい写真が撮りたいナ


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今回のPortrait 03は時計撮影のときに協力してくれた

はるかさんの写真をメインで載せていきたいと思います。

カメラはハーフカメラのオリンパス、PEN-FTです。

 

 

 

時計と彼女

撮影

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先日ダニエルウェリントンさんから時計撮影のご相談がありました。

何年か前から撮影の依頼をいただいており、何度かお受けしているのですが

今回はちょっとタイミングがよくなくてお断りをしようと思っていました。

 

その時に、ふと彼女のことを思い出して撮影を受けることにしました。

 

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 はるかさん

今回、撮影協力してくれたのは はるかさん

とても柔らかい物腰の優しい女の子。

品があって、話しているとその天然ぶりに毎回驚かされ

同時に癒されます。

 

今回、彼女のことを思い出して時計撮影の案件を受けたのは

はっきりしたイメージがあって

是非、彼女に時計をつけてもらって写真を撮りたい!と思ったから。

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イメージ

はっきりとしたイメージがあったので

あんまりたくさんの写真を撮ることなく

実際にハーフカメラを現像してみても

イメージ通りの写真の仕上がりになっていました。

現像してくれた、ポパイカメラさんにとっても感謝しています。

 

写真ってやっぱりイメージ、想像力だよね。

自分の頭の中にあるものを形にするっていうのは

簡単のように思えて、なかなか難しいもの。

 

今回ははっきりとイメージがあって

はっきりとした答えがあったからたくさんの枚数を撮ることなく

終わってしまいました。

それはそれで少し寂しさに近いものがあるけどね。

今思うと、もっと写真を撮っておけばよかったなって思います。

 

エピソード

 

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おいしい牛乳は美味しい。

 

 

おいしい牛乳を彼女に買っていくと

笑いながら「牛乳ですか?」と言う。

ん〜

ぼくは、牛乳が割と好きなので「おいしい牛乳は美味しいんだよ」と言うと

少しめんどくさそうに笑った。

 

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「おいしい牛乳は美味しいですね」

 

あんまり彼女の口元のほくろをいじるもんだから

照れた仕草をするところは、ぼくの想定通りでした。

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このときの撮った写真が現像からかえってきたとき

ぼくの好きな写真家:平間至さんの言葉を思い出した。

 

 

写真は関係性のアートだ

            平間至

 

 平間さんは、TOWER RECORDSのポスター

「NO MUSIC. NO LIFE?」の撮影をされている方

 

ぼくは音楽が大好きなので、タワレコには昔から通っていた。

だからポスターは自然と見かけていました。

恥ずかしながら、そして失礼ながら平間さんのことを知ったのは

ぼくがカメラをきちんとはじめてから数年後のことだったのですが

この写真も見たことある!あの写真もみたことある!の連続で

平間さんの写真に普段から触れていました。

 

そんな方が言っていた関係性のアートという言葉にぼくはビビっと痺れました。

こういうことをハッキリと言葉にして言ってくれる人は信用できる。

ぼくはそう思いました。

 

 

写真を撮られ慣れている方はいいけど

そうじゃない人は、やっぱり変な風に写ってないかなとか心配じゃないですか。

あんまり知らない人に写真を撮られるのって気乗りもしないし。

 

ぼくは本当にそう思うので

ぼくが写真を撮影させてもらうときに

相手の気持ちをよく考えて撮らせてもらうようにしています。

そういう気持ちが伝わってか、今回の撮影もとても楽しく

そしてイメージ通りの写真が撮れました。

 

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ぼくは普段写真を撮るとき、あまり被写体の方に注文やポージングは求めません。

その人の自然体を切り取ることが一番素敵だと考えているので

唯一、お願いすることとすれば無理を承知に言いますが

「レンズを意識しないこと」をお願いしています。

 

これはみんな、まず無理なんですけどね。

でも、その気持ちと心構えを持っててほしいなと思ってお願いします。

 

カメラの前で、無表情でもいいし、笑ってもいいし

ふざけてもいい、なんでもいいんですよね。

どれも個性に溢れてて、どれもその人本来のかたち。

ぼくはそのままを望みます。

 

でも、やっぱり撮られ慣れていないとそういうのも難しいので

ぼくが注文してみると、こんな写真になってしまうんですよ。笑

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なんかぎこちないんですよね。笑

 

それはそうなんですよ、やっぱり普段からこういうポージングをしていないと

どうしてもぎこちなくなっちゃうのは仕方ないんですよね。

でも、こういうあえてぎこちない写真というのも愛嬌があっていいかなぁとも

思ったりするんですけどね。写真が好きなんです。

 

終わりに

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今回、ぼくは写真を撮るのにあたって

光と柔らかさ、そしてちょっとした曖昧さを表現したいなと思っていたので

このピントの甘さなんかも、とっても愛らしい。。

 

ぼくはピントが甘いということがとっても愛らしく感じてしまうんです。

ばっちりピント、所謂バチピンの写真はあんまり好きじゃないんですよね。

デジタルでもあえてピントはずすぐらいに曖昧な写真が好き。

 

今回、撮影に使ったOlympus PEN-FTはマニュアルピントのレンズなので

甘いピントにしようと意識しなくても、こういう事態が多々あります。

 

たまに、バチピンであってほしかったときもピントがぼけてたりするのですが

これがまたこのカメラの良さなので、それも含めて大好きなカメラです。

 

 

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例えば、こういう写真なんかはやっぱり時計にばっちりピントをあわせたいわけです。

完璧でしょう?

こういう写真は本当に大好き!

自己満足かもしれないけど、めちゃくちゃよくないですか。

こんな写真を撮れて幸せ、とか思っちゃいます。

 

光と影のコントラストもいい感じ。

色味も風合いも、最高じゃないですか。

そして、被写体であるはるかさんの目も良い具合

しっかりダニエルウェリントンであることも認知できる

自分で撮っておいて自画自賛ですね。

でも、自分で感動できない写真はあんまり良いとは思えないので

この写真はとても気に入っています。

 

お気に入り

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この写真も最高ですね、本当に全部がばっちり決まった感じ。

カメラもフィルムもピントも被写体も光も影も。

 

と、まぁとっても自己満足の撮影になってしまいましたが

すぐに出来上がった写真を今回協力してくれたはるかさんに見せると

喜んでくれていたのでぼくも大満足でした。

 

また次回も撮影させてもらいないナと思える一時でした。

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とても綺麗な瞳をしていたので思わず撮った一枚。

ナチュラルで柔らかい雰囲気の人はぼく大好きなんですよね。

 

はるかさん、今回は本当にありがとうございました。

また、時計撮影の相談をしてくれたダニエルウェリントンさんもありがとうございました。

www.danielwellington.com

 

 

被写体希望の方へ

被写体になってもいいよって人がいたら

下記よりご応募ください。こちらからご連絡をさせていただきます。

docs.google.com

 

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました

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