それはハッピーエンドなんだ

フリーランスを卒業して起業した30代独身男の、写真と音楽と旅と日常の記録。

村上春樹『辺境・近境』になぞらえて香川へ|僕的・超ディープ讃岐うどん紀行② 山下うどん編


村上春樹さんの『辺境・近境』に収録されている「讃岐・超ディープうどん紀行」を、自分なりになぞって香川へ行ってきました。

最初に向かったがもううどんさんは、残念ながらお休み。けれど、旅はそこで終わりません。

すぐ近くに山下うどんさんがあることを知り、香川での一杯目を求めて、そのまま車を走らせました。

 

 

 

蒲生うどんに行けなかったあと、すぐ近くの山下うどんへ

蒲生うどんに行けなかったあと、すぐ近くの山下うどんへ向かいました。

僕的・超ディープ讃岐うどん紀行の最初の目的地は、がもううどんさんでした。

東京駅から高速バスに乗り、朝7時頃に高松駅に到着。そこからレンタカーを借りて、まず最初に向かったのが、村上春樹さんの『辺境・近境』にも登場するがもううどんさんです。

ところが、前回の記事でも書いた通り、この日はお休みでした。

▶︎村上春樹『辺境・近境』になぞらえて香川へ|僕的・超ディープ讃岐うどん紀行① 蒲生うどん編 - それはハッピーエンドなんだ

 

 

ゴールデンウィークの翌週ではありましたが、ゴールデンウィーク期間に伴うお休みだったようで、残念ながら店内でうどんをいただくことはできませんでした。

ただ、お土産屋さんは営業していて、2人前のうどんを購入することができました。

お店の外観や看板を見て、お土産を買って、スタッフさんに優しく対応していただいて。

食べられなかったけれど、旅の始まりとしてはすごく記憶に残る場所になりました。

でも、やっぱり香川に来たからには、まず一杯うどんを食べたい。

高松に着いてから、まだ何も食べていませんでした。

口の中は、もう完全にうどんの気分です。

そこで調べてみると、すぐ近くに山下うどんさんが。

山下うどんさんも、村上春樹さんの「讃岐・超ディープうどん紀行」に登場するお店なので行く予定でしたので早速行くことに。

距離的にはすぐ近くだったのでナビを入れ、車を走らせました。

旅は、予定通りにいかないところから始まることがあります。

がもううどんさんで食べられなかったことは残念でしたが、その流れで山下うどんさんへ

結果として、それもまた良い旅の流れだった気がします。

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山下うどんに到着。香川で最初に食べる一杯

坂出山下うどんに到着。ここで香川一杯目のうどんをいただきます。

がもううどんさんから山下うどんさんへ。

車で移動していると、香川に来た実感が少しずつ強くなっていきます。

がもううどんさんの駐車場からは作中にもあるように稲の穂が風に揺れている

東京のように建物がずっと続く景色ではなく、視界が開けていて、道の先に山や田んぼが見える。

その中に、うどん屋さんがある。

それだけで、もうかなりいい旅です。

山下うどんさんに到着すると、お店は営業されていました。

まず、それだけでうれしかったです。

山下うどんさん入り口

最初のがもううどんさんがお休みだったので、ここで営業しているお店に入れるありがたさがありました。

香川に着いてから、まだ何も食べていない僕にとって、ここが今回の旅の一杯目です。

旅の一杯目。

これは、けっこう大事です。

なぜなら、その一杯が、その後に食べるものの基準になるからです。

「これが香川で最初に食べたうどんだった」と、身体が覚えます。

僕は料理の味を細かく語れるタイプではありません。

でも、旅先で最初に食べるものの印象は、わりとずっと残ります。

山下うどんさんは、まさに今回のうどん旅の基準点になりました。

このあと別のうどん屋さんにも行くことになりますが、まずはここから始まった。

そう思うと、山下うどんさんで一杯目を食べられたことは、とても良い流れだったと思います。

注文したのは、温かいぶっかけうどんの小

香川で最初に食べた一杯。温かいぶっかけうどんの小をいただきました。

山下うどんさんで注文したのは、温かいぶっかけうどんの小です。

香川に着いてから、まず最初に口にするうどん。

だから、できるだけ素直に食べたいと思いました。

何かを足しすぎるというより、まずは麺と出汁をちゃんと感じたい。

そんな気持ちで、温かいぶっかけを選びました。

一口すすった瞬間、「ああ、香川に来たんだな」と思いました。

これは、味の細かい分析というより、もう少し身体的な感覚です。

夜行バスで東京から移動して、高松に朝着いて、レンタカーを借りて、がもううどんさんに行ったらお休みで、そこから山下うどんさんへ来た。

その流れの中で食べる一杯です。

美味しくないわけがありません。

もちろん、うどんそのものも美味しいです。

麺のコシ、すすったときの喉ごし、温かいぶっかけの出汁。

派手さというより、しっかりと「讃岐うどんを食べている」という感覚があります。

僕が普段食べているうどんといえば、丸亀製麺のようなチェーン店のうどんや、一般的な食堂のうどん、家で湯がいて食べるうどんが中心です。

もちろん、それらも美味しいです。

でも、香川で食べるうどんには、やっぱりその土地まで来た時間が混ざります。

道中の景色も、朝の眠気も、レンタカーのハンドルを握った感覚も、全部この一杯の中に入ってくる。

だから、旅先の食事は忘れにくいのだと思います。

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郵便局集配職員休憩所の看板に、村上春樹の文章を思い出す

村上春樹さんの文章にも出てきた、郵便局集配職員休息所の看板。

山下うどんさんに来て、個人的にかなりうれしかったのが、看板です。

村上春樹さんの作品の中にも、郵便局集配職員休息所と書かれた看板について触れられていた記憶があります。

そして、実際に現地にも同じような看板がありました。

こういう瞬間が、文学に出てくる場所を訪ねる旅の楽しさです。

ただお店に行くだけなら、普通の食べ歩きです。

もちろん、それも楽しいです。

でも、文章の中で読んだものが、現実の風景として目の前に現れると、少し不思議な感覚になります。

「あ、本当にあるんだ」と思う。

村上春樹さんが見たものと、まったく同じかどうかはわかりません。

時間も経っているし、店の様子も少しずつ変わっているはずです。

それでも、文章の中にあったものと、自分の目の前にあるものがつながる。

その感じが、すごく良かったです。

僕が今回この旅をしたかった理由も、そこにあります。

有名なうどん屋さんを効率よく回りたいだけではなく、読んだ文章の続きを、自分の身体で確かめてみたかった。

山下うどんさんの看板を見たとき、まさにその旅をしている実感がありました。

山下うどんは、僕にとって今回のうどん旅の基準点になった

注文してから店内で湯掻いていただく。最高の一杯

山下うどんさんのうどんを、味の言葉だけで細かく表現するのは少し難しいです。

ただ、僕の印象としては、派手さよりも、ちゃんと「香川でうどんを食べている」という実感がある一杯でした。

口コミや紹介文などを見ても、山下うどんさんは「昔ながらの雰囲気」「コシのある麺」「出汁の美味しさ」「ぶっかけうどん」などの印象で語られることが多いように思います。

山下うどん公式サイトや坂出市観光サイトでも、薪で炊く大釜で茹でる麺、小麦の香り、喉ごしの良いコシが魅力として紹介されています。

〖公式〗香川県坂出市の観光・旅行情報サイト|おでかけかけはし坂出]

 

 

 

 

 

 

 

 

光の中でいただく一杯うどんに感動

一言でまとめるなら、昔ながらの空気を残した、麺と出汁でしっかり食べさせる讃岐うどんという感じでしょうか。

村上春樹さんの文章の中でも、いりこの効いたうどんとして触れられていました。

僕にとっても、この山下うどんさんの一杯が、今回の讃岐うどん巡りの基準になりました。

うどんに詳しい人から見たら、もっといろいろな表現があるのだと思います。

麺の加水率とか、出汁の構成とか、茹で加減とか。

でも、僕はそこまで詳しくありません。

だからこそ、「最初に食べた一杯としてどう感じたか」を大事にしたいと思いました。

香川に来て、最初に食べたうどん。

蒲生うどんに行けなかったあと、たどり着いた山下うどん。

旅の流れの中で食べた一杯。

この順番だったからこそ、僕にとっては強く記憶に残ったのだと思います。

坂出山下うどんの店舗情報・アクセス

こういう雰囲気が香川のうどん屋さんらしくて最高

坂出山下うどんさんは、香川県坂出市加茂町にある讃岐うどんのお店です。

公式サイトによると、創業は1959年。薪で炊く大釜で茹でる麺が特徴で、昭和34年以来、伝統の味を守り続けているお店として紹介されています。

 

坂出山下うどん

 

坂出市観光サイトでは、住所は坂出市加茂町147-1、営業時間は8:30〜15:00、麺がなくなり次第終了、定休日は毎週日曜日・月曜日と案内されています。

 

営業時間や定休日は変更になる可能性があります。

訪問前には、必ず公式サイトや公式SNS、店舗の最新案内を確認してください。

坂出山下うどん 店舗情報

▼Googleマップ

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蒲生うどんから山下うどんへ。予定通りにいかないから旅は面白い

綾川沿いにある山下うどんさん

今回の流れを振り返ると、最初から予定通りではありませんでした。

本当なら、がもううどんさんで香川一杯目を食べる予定でした。

でも、お店はお休み。

そこでお土産を買い、気を取り直して、すぐ近くの山下うどんさんへ向かいました。

そして、そこで香川一杯目のうどんを食べることができました。

この流れが、今思うとすごく良かった気がします。

もし最初から予定通りにがもううどんさんで食べられていたら、山下うどんさんでの一杯の印象は少し違っていたかもしれません。

食べられなかった残念さがあったからこそ、営業しているお店に入れたうれしさがあった。

空腹だったからこそ、温かいぶっかけうどんが身体に染みた。

最初の一杯だったからこそ、山下うどんさんが今回の旅の基準点になった。

旅は、予定通りにいかないことで、かえって記憶に残ることがあります。

今回の山下うどん編は、まさにそういう記事です。

蒲生うどんに行けなかったあとに、山下うどんへ行った。

ただそれだけの流れなのですが、僕にとっては「香川のうどん旅がちゃんと始まった」と感じる大事な時間でした。

まとめ|香川一杯目のうどんは、山下うどんの温かいぶっかけでした

香川一杯目のうどんは、山下うどんさんの温かいぶっかけでした。

今回は、僕的・超ディープ讃岐うどん紀行の第2回として、山下うどんさんについて書きました。

最初に向かったがもううどんさんはお休み。

そこでお土産うどんを購入し、次に向かったのが、すぐ近くにある山下うどんさんでした。

山下うどんさんでいただいたのは、温かいぶっかけうどんの小。

香川に着いてから何も食べていなかった僕にとって、これが今回の旅の一杯目になりました。

  • がもううどんがお休みだった流れで、山下うどんへ向かった
  • 山下うどんも村上春樹『辺境・近境』に登場するお店
  • 香川で最初に食べたのは、温かいぶっかけうどんの小
  • 麺のコシ、出汁、昔ながらの雰囲気が印象に残った
  • 郵便局集配職員休憩所の看板にも、文学散歩的な喜びがあった
  • 山下うどんは、今回のうどん旅の基準点になった
  • 営業時間や定休日は変更になる可能性があるため、訪問前に公式情報の確認がおすすめ

うどんに詳しい人からすれば、僕の感想はまだまだ浅いかもしれません。

でも、旅の最初に食べた一杯として、山下うどんさんの温かいぶっかけは強く記憶に残りました。

食べられなかったがもううどん。

そのあとに食べられた山下うどん。

この流れが、僕的・超ディープ讃岐うどん紀行の始まりとして、とても良かったです。

次回はまた別のお店へ。

香川のうどん旅は、まだまだ続きます。

 

綾川を眺めるのんびりとした時間、次のお店を目指します

 

今回も最後まで読んでくれありがとうございます。

 

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#讃岐うどん #山下うどん #村上春樹