それはハッピーエンドなんだ

フリーランスを卒業して起業した30代独身男の、写真と音楽と旅と日常の記録。

茨城・鶏足山で“ちょうどいい達成感”を。都心発の日帰りトレーニングに最高だった話


次の大きな山に向けて脚づくりをしたくて、茨城県の低山・鶏足山(けいそくさん/標高430.5m)に行ってきました。思っていた以上に眺めが良く、アップダウンも適度で、汗をかいたあとは「来てよかった」と素直に思えるコースでした。都心から日帰りで行けて、しかも駐車場やトイレが整っているのも嬉しいポイントです。のんびり景色を楽しみたい方にも、次の挑戦前のトレーニングにも、どちらにも勧めたくなる山だと感じました。

 

 

鶏足山ってどんな山?

鶏足山とは?

鶏足山は茨城県東茨城郡城里町にある里山で、栃木県境にも近いロケーションです。標高は430.5mと低めですが、空気が澄む季節は太平洋や那須方面まで見渡せる日もあり、標高以上に景色の満足度が高いのが魅力です。

尾根は広葉樹が中心で、日差しのやわらかい時間帯は木漏れ日が心地よく、道中には奇岩の「鶏石(けいせき)」や護摩焚き跡などの小さな見どころが点在します。低山の素朴さと、尾根の抜け感が両立した“気持ちの良い”山だと感じました。

 

 

 

はじめてにおすすめの周回モデル

序盤はなかなか急登ですよ!

初めてなら、鶏足山駐車場 → 赤沢富士 → 鶏足山 → 鶏石 → 焼森山 →(下山)→ 鶏足山駐車場という周回コースがわかりやすくておすすめです。

  • 距離:約5.7km
  • コースタイム(休憩除く):おおよそ2時間30分
  • 累積標高:上り・下りともに約500〜600m

急登・なだらかな尾根・少しの岩場がバランス良く現れるので、“軽すぎず、重すぎない”トレーニングになります。私は展望の良い場所で水分補給を兼ねた小休止を挟みながら、心拍数を上げすぎない有酸素域を意識して歩きました。翌日の疲労が軽く、継続練習にちょうど良かったです。

 

 

 

駐車場・トイレの使い勝手

駐車場が広々と便利です。

鶏足山駐車場(茨城県東茨城郡城里町上赤沢265-1 付近)は、綺麗に整備されていて水洗トイレがあるのが嬉しいポイントです。週末や連休は混み合うことがあり、時間帯によっては満車になることもあるので、早めの行動をおすすめします。

  • 駐車台数:普通車中心に整備。繁忙日は臨時駐車の案内が出る場合があります。
  • トイレ:登山口側に設置。冬季は凍結で使えないことがあるため、念のため準備を。

ワンポイント:人気の時間帯は回転が遅くなることもあります。駐車場の出入りはゆずり合い、周辺の迷惑駐車は厳禁です。

 

 

 

歩いてみて良かった点(トレーニング目線)

序盤急登で写真撮れませんでした。
  • 心拍管理がしやすい:急登はありますが長くは続かず、休みながら一定のリズムで登れます。
  • 尾根の風と眺め:樹間からの景色がこまめに開け、がんばった分だけ眺めが返ってくる感じが心地よいです。
  • 小ピークと奇岩が目標になる:赤沢富士、鶏石、焼森山…と小さなゴールを積み重ねられるので飽きません。

結論:「短時間で脚づくり」「景色でご褒美」「設備が整って安心」。この三拍子で、“また来たい”と自然に思える里山でした。

 

 

 

初心者&親子に勧めやすい理由

しっかり整備されていて便利です!
  • 道標があり周回で戻れる:迷いにくい導線で、初めてでも計画が立てやすいです。
  • 短時間で山頂の達成感:往復1時間ちょっとでピークを踏めるルートもあり、初めての里山体験に最適です。
  • 設備の安心感:駐車場・トイレが整っているので家族連れでも使いやすいです。

注意:低山でも山は山です。地図・コンパス(または地形図アプリと予備電源)、基本装備、天気と体調管理は必須です。

 

 

 

あると便利だった装備

備えあれば憂いなし
  • 10〜20Lクラスの軽めザック:水・行動食・レイン・薄手の保温を入れても余裕です。
  • トレッキングポール(任意):下りの膝保護に効果的です。
  • グリップの良いシューズ:トレイルラン/アプローチ寄りのソールが安心でした。
  • 薄手の防風着:尾根の風対策に。春秋は特に役立ちます。
  • 行動食:ピークや展望地での“小さなご褒美”を用意すると楽しさが上がります。

 

 

アクセスとナビのコツ

景色もよくて気持ちが良いです!

車なら北関東道「友部IC」から一般道で城里町方面へ。ナビは「鶏足山駐車場(上赤沢265-1 付近)」を目的地に設定するとスムーズでした。細道に入る箇所があるため、初回は明るい時間帯の到着がおすすめです。

  • 主要国道から県道経由で案内板が出ます。見落としやすい分岐は減速して確認を。
  • スマホ電波が弱い場所があるため、オフライン地図や紙の地図もあると安心です。
  • 公共交通利用の場合は本数が限られるため、最新の時刻表をご確認ください。

 

 

季節ごとの楽しみ

ミツマタ群生まで足を運びました
  • 春〜初夏:新緑がまぶしく、木漏れ日の尾根歩きが最高。花粉症の方は対策を。
  • 夏:標高が低めなので熱中症対策は万全に。早出・早帰りで暑さを避けるのがコツです。
  • 秋:色づきが美しい時期。空気が澄むと遠望のご褒美が期待できます。
  • 冬:霜柱や澄んだ空が魅力。路面の凍結や水場の凍結には注意してください。

 

 

はじめて向けQ&A

ミツマタ群生付近の開け方がとても好きでした。

Q. コースは難しいですか?
A. 体力度は“里山ハイク+α”といった印象です。急登はあるものの長くは続きません。はじめてなら周回コースの時計回りから歩き出すとペースを作りやすいです。

Q. 駐車場は何時ごろに着けば安心ですか?
A. 休日は人気で満車になることがあります。午前中の早い時間の到着をおすすめします。満車時は臨時駐車への案内が出る場合もあります。

Q. トイレはありますか?
A. 登山口側の駐車場に水洗トイレが整備されています。冬季は凍結等で利用できない場合があるため、出発前に最新の状況をご確認ください。

 

 

 

まとめ

どこの山も特徴があって楽しいな

鶏足山は、短時間でしっかり歩けて、景色も楽しめる、関東エリアでも貴重な“ちょうど良い”里山だと感じました。設備が整っているため計画を立てやすく、歩いたあとの満足感もしっかり。これから日帰りでどこかに、と考えているなら鶏足山は強くおすすめです。初めての方も、次のチャレンジに向けた脚づくりをしたい方も、ぜひ一度訪れてみてください。

 

 

 

参考リンク

雷神神社
  • 城里町観光・地域情報(鶏足山・焼森山エリアの案内)
  • 鶏足山・焼森山ハイキングコース案内(モデルコース・周回図)
  • 城里町周辺の観光・温泉・食事スポット情報

※上記は出発前に最新の公式情報をご確認ください。季節・天候・運用により内容が変わる場合があります。

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでくれありがとうございます。

 

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