
今回は、日本百名山のひとつである金峰山(きんぷさん)に登ってきました。
金峰山は、山梨県と長野県の県境にある標高2,599mの山です。山頂付近には大きな五丈岩があり、晴れていれば富士山や周囲の山々を望める、非常に魅力的な山です。
僕は今回、初心者にも比較的登りやすいとされる大弛峠駐車場から金峰山を目指しました。
ただ、今回の山行で一番強く感じたのは、登山そのものよりも登山口までのアクセス確認の重要性でした。
Google Mapで大弛峠を目指したところ、長野県川上村側から案内され、未舗装の悪路に遭遇。夜間だったこともあり危険を感じて断念し、山梨県側へ大きく迂回することになりました。
結果として、登山開始は大幅に遅れ、寝不足と疲労を抱えたままの山行に。
それでも、金峰山の山頂から見た景色、五丈岩の迫力、山頂で飲んだコーヒーは本当に素晴らしいものでした。
この記事では、金峰山登山の魅力とあわせて、大弛峠駐車場へのアクセスで気をつけたいポイント、登山計画の重要性、実際に歩いて感じた注意点をまとめていきます。
- 金峰山とは?山梨県と長野県の県境にある日本百名山
- はじめに|登山は計画がすべての基盤
- 大弛峠アクセスの注意点|Google Mapだけに頼ると危険
- 長野県川上村側からのアクセスは悪路に注意
- 山梨県側から大弛峠へ向かうのがおすすめ
- 大弛峠駐車場へ到着|登山開始は予定より大幅に遅れる
- 大弛峠から金峰山へ|標高2,000m超から始まる山行
- 寝不足と疲労で体力管理の大切さを実感
- 登山道の雰囲気|大弛峠ルートは歩きやすいが油断は禁物
- 金峰山山頂へ到着|晴天に救われた登山
- 五丈岩の存在感がすごい
- 山頂で食べるカップヌードルとコーヒーは最高
- 帰り道も気を抜かずに
- 今回の反省点|登山計画で見直したいこと
- 金峰山登山に持っていきたい装備
- 金峰山はどんな人におすすめ?
- 金峰山周辺で前泊・後泊するのもおすすめ
- まとめ|金峰山は絶景と反省を同時にくれた山だった
金峰山とは?山梨県と長野県の県境にある日本百名山
金峰山は、山梨県と長野県の県境に位置する日本百名山のひとつです。
標高は2,599mあり、奥秩父山塊を代表する山として知られています。
山頂付近には、金峰山の象徴ともいえる五丈岩があります。巨大な岩が山頂にそびえる姿はとても印象的で、実際に近くで見ると不思議な迫力があります。
金峰山にはいくつかの登山ルートがありますが、今回選んだのは大弛峠から登るルートです。
大弛峠は標高が高い場所にあるため、金峰山山頂までの標高差が比較的小さく、初心者にもおすすめされることの多いルートです。
ただし、標高2,000mを超えるエリアからの登山になるため、天候の変化や体調管理には注意が必要です。
「初心者向け」と言われるルートでも、山であることに変わりはありません。
はじめに|登山は計画がすべての基盤

今回の金峰山登山で一番の反省点は、アクセスルートの確認不足でした。
登山では、天気や装備、行動時間を確認することが大切です。
しかし、それと同じくらい大事なのが、登山口までどうやって行くのかという確認です。
僕は今回、大弛峠駐車場を目指して車を走らせていました。
Google Mapで「大弛峠」や「大弛峠 無料駐車場」と検索し、そのままナビに従って向かっていたのですが、これが大きな落とし穴でした。
ナビが案内したのは、長野県川上村側から大弛峠へ向かうルート。
このルートは未舗装の林道を含み、車種や運転技術、時間帯によってはかなり危険です。
結果的に、僕たちは途中で危険を感じ、山梨県側から入り直すことにしました。
この判断自体は正しかったと思いますが、約2時間以上の迂回となり、登山開始時間が大幅に遅れてしまいました。
登山計画は、山に入る前から始まっている。
今回、そのことをかなり強く実感しました。
大弛峠アクセスの注意点|Google Mapだけに頼ると危険

金峰山へ大弛峠から登る場合、大弛峠駐車場まで車で向かう人も多いと思います。
ここで注意したいのが、Google Mapの案内をそのまま信じすぎないことです。
Google Mapで「大弛峠」や「大弛峠 無料駐車場」と検索すると、長野県川上村側から案内されることがあります。
この長野県側のルートは、未舗装区間があり、一般的な乗用車ではかなり厳しい道になる場合があります。
特に夜間、雨の後、運転に不慣れな方、車高の低い車で向かう場合は注意が必要です。
僕たちも最初は、ナビ通りに進めば問題ないだろうと思っていました。
しかし、実際に進んでみると道の雰囲気が明らかに厳しく、暗い時間帯だったこともあり、このまま進むのは危険だと判断しました。
そこで川上村側からのアクセスを諦め、山梨県側へ迂回することにしました。
この経験から、登山口へのアクセスはナビだけではなく、登山者の記録や自治体・道路情報、実際の道路状況を事前に確認することが本当に大事だと感じました。
長野県川上村側からのアクセスは悪路に注意

長野県川上村側から大弛峠へ向かうルートは、未舗装の林道を含みます。
いわゆる悪路で、普通の舗装道路を走る感覚では進めません。
車種によっては、車体を擦ったり、タイヤを痛めたりする可能性があります。運転に慣れていない人にとっては、かなり緊張する道だと思います。
僕たちが向かったのは早朝というか、まだ暗い時間帯でした。
暗い中で未舗装路に入るのは、かなり危険です。
道幅、路面状況、落石、ぬかるみなどが見えにくく、引き返す判断も遅れがちになります。
結果として、僕たちはこのルートを断念しました。
時間は大きく失いましたが、安全面を考えると正しい判断だったと思います。
登山では、山の中だけでなく、登山口までの運転も含めて安全管理が必要です。
「大弛峠に行ければいい」ではなく、「安全に大弛峠に着けるルートを選ぶ」ことが大切です。
山梨県側から大弛峠へ向かうのがおすすめ

大弛峠駐車場へ向かうなら、基本的には山梨県側からのアクセスがおすすめです。
僕たちも最終的には、山梨県側から大弛峠を目指しました。
長野県川上村側からのルートを断念した後、かなり大きく迂回することになりましたが、山梨県側からの道は安心感がまったく違いました。
舗装された道を進めるため、普通車でも比較的アクセスしやすく、精神的にもかなり楽です。
もちろん、山道なので運転には注意が必要です。
カーブも多く、標高も上がっていくため、スピードを出しすぎず慎重に運転する必要があります。
それでも、未舗装路を不安なまま進むより、山梨県側からアクセスした方が圧倒的に安心でした。
これから大弛峠駐車場を目指す方は、必ず事前にルートを確認し、山梨県側からのアクセスを検討することをおすすめします。
大弛峠駐車場へ到着|登山開始は予定より大幅に遅れる

川上村側からのアクセスを諦めたのが、朝5時半頃。
そこから山梨県側へ大きく迂回し、道に迷いながらも、ようやく大弛峠駐車場に着いたのは9時過ぎでした。
登山開始は10時前。
本来であれば、もっと早い時間から歩き始める予定でした。
完全に自己責任ですが、この時点でかなり計画が崩れていました。
しかも、前日の深夜1時に家を出て、ほとんど寝ていない状態です。
登山口に着いた時点で、すでに疲れている。
これは登山計画としてはかなり良くない状態です。
金峰山は大弛峠からであれば比較的登りやすいルートとされていますが、睡眠不足や疲労があると、難易度は一気に上がります。
登山では、ルートの難易度だけでなく、自分のコンディションも大事です。
大弛峠から金峰山へ|標高2,000m超から始まる山行

ようやく大弛峠に到着し、金峰山登山を開始しました。
大弛峠は標高が高い場所にあるため、登り始めからすでに空気がひんやりしています。
このルートは、標高差が比較的小さいため初心者にも歩きやすいとされていますが、標高が高いことには注意が必要です。
普段の低山とは違い、空気の薄さや気温の低さを感じる場面があります。
また、登山道は整備されているものの、足元には岩や根がある場所もあります。
「初心者向け」といっても、スニーカーで気軽に歩くような場所ではありません。
登山靴、レインウェア、防寒着、飲み物、行動食など、基本装備はしっかり準備しておく必要があります。
寝不足と疲労で体力管理の大切さを実感

今回の登山では、体力管理の大切さも強く感じました。
前日の深夜に出発し、長時間の運転と迂回。その後、ほぼ寝ていない状態で金峰山へ登りました。
正直、この状態は良くありません。
登山中、少し頭が痛くなる場面もありました。
高山病というよりは、寝不足、疲労、長時間の運転、予定変更による精神的な疲れが重なったものだと思います。
標高が高い山では、普段より体に負担がかかります。
そのため、睡眠不足や疲労を抱えたまま登るのは避けた方が良いです。
山に登る前から、すでにコンディションを崩していると、登山中の判断力も落ちます。
「行けるかどうか」ではなく、「安全に帰ってこられるか」を基準に考えることが大切だと感じました。
登山道の雰囲気|大弛峠ルートは歩きやすいが油断は禁物

大弛峠から金峰山への登山道は、比較的歩きやすい印象でした。
急登がずっと続くというより、樹林帯や岩場を進みながら、少しずつ金峰山へ近づいていく感じです。
ただし、足元が不安定な場所もあります。
岩が多い場所や、段差のある場所では、しっかり足元を見て歩く必要があります。
また、標高が高いため、天候が変われば一気に寒くなる可能性もあります。
晴れていれば快適でも、風が強くなったり、ガスが出たりすれば体感温度は下がります。
大弛峠ルートは人気のあるコースですが、山であることに変わりはありません。
初心者にもおすすめされるルートだからこそ、基本的な登山装備と余裕ある計画が大切です。
金峰山山頂へ到着|晴天に救われた登山

いろいろありましたが、どうにか金峰山の山頂に到着しました。
この日は天気が良く、山頂からの景色は本当に素晴らしかったです。
アクセスで失敗し、寝不足で、登山開始も遅くなり、反省点だらけの山行でした。
それでも、山頂に立った瞬間の達成感は大きかったです。
青空の下、遠くまで見渡せる景色。
ここまで来られてよかったと思いました。
登山は、計画通りにいかないこともあります。
その中で、どう判断して、どう安全を確保するかが大切です。
今回の金峰山では、景色の素晴らしさと同時に、自分の計画の甘さも強く感じました。
五丈岩の存在感がすごい

金峰山といえば、やはり五丈岩です。
山頂付近にそびえる巨大な岩は、遠くから見ても、近くで見ても圧倒的な存在感があります。
自然にできたものなのに、どこか人工物のようにも見える不思議な雰囲気があります。
五丈岩の向こうに富士山が見える景色は、とても印象的でした。
この景色を見られただけでも、金峰山に登ってよかったと思えます。
山頂では、多くの人が写真を撮ったり、休憩したりしていました。
ただし、五丈岩周辺は神聖な場所でもあり、危険な場所でもあります。
無理に登ったり、危険な行動をしたりせず、景色を楽しむことが大切です。
山頂で食べるカップヌードルとコーヒーは最高

山頂での楽しみといえば、やはり山ごはんです。
今回は、持参したカップヌードルとコーヒーを楽しみました。
山で食べるカップヌードルは、どうしてあんなにおいしいのでしょうか。
寒さ、疲労、達成感、景色。
すべてが合わさって、普段より何倍もおいしく感じます。
そして、山頂で飲むインスタントコーヒーも最高でした。
本格的なコーヒーではなくても、山の上で飲む一杯には特別なものがあります。
こういう時間があるから、また山に行きたくなるのだと思います。

山頂で過ごす時間は、登山の醍醐味のひとつです。
風の音、遠くに見える山々、温かい飲み物。
日常では味わえない静けさがあります。
ただし、山頂でゆっくりしすぎると下山時間が遅くなるため、時間管理も大切です。
特に今回は登山開始が遅れていたので、本来であれば山頂での滞在時間も慎重に考えるべきでした。
景色が良いとつい長居したくなりますが、安全に下山するまでが登山です。
帰り道も気を抜かずに

登山は山頂に着いたら終わりではありません。
むしろ、疲れが出てくる下山時こそ注意が必要です。
登りで体力を使ったあとの下りは、足元が雑になりやすくなります。
岩場や段差では、膝や足首にも負担がかかります。
今回も、下山時は一歩一歩を丁寧に進めることを意識しました。
特に寝不足や疲労があると、集中力が落ちやすくなります。
山頂で達成感を得たあとでも、駐車場に戻るまでは気を抜けません。
安全に帰るまでが登山です。
これは本当にその通りだと思います。
今回の反省点|登山計画で見直したいこと
今回の金峰山登山では、反省点がいくつもありました。
特に大きかったのは、アクセスルートの確認不足です。
Google Mapだけに頼らず、登山口までの道路状況を事前に確認しておくべきでした。
また、深夜出発でほとんど寝ずに登山したことも反省点です。
登山では体力だけでなく、判断力も必要です。
寝不足の状態では判断が鈍る可能性があります。
さらに、登山開始時間が遅れた時点で、撤退や目的地変更も選択肢に入れるべきでした。
今回は天気に恵まれ、無事に登って帰ってこられましたが、それは結果論でもあります。
次回以降は、より余裕のある計画を立てたいと思いました。
金峰山登山に持っていきたい装備
金峰山に登るなら、基本的な登山装備はしっかり準備しておくことをおすすめします。
大弛峠ルートは比較的歩きやすいとはいえ、標高の高い山です。
持っていきたい装備は以下です。
✅ 登山靴
✅ レインウェア
✅ 防寒着
✅ 飲み物
✅ 行動食
✅ ヘッドライト
✅ モバイルバッテリー
✅ 地図アプリ・紙の地図
✅ 帽子・手袋
✅ バーナーやコーヒーセット
特にヘッドライトは、日帰り登山でも必ず持っておきたい装備です。
予定より下山が遅れた場合、日が暮れる可能性があります。
「使わないかもしれないけれど、持っていると安心」な装備は、登山ではとても重要です。
金峰山はどんな人におすすめ?
実際に登ってみて、金峰山は以下のような人におすすめだと感じました。
✅ 日本百名山に登ってみたい人
✅ 大弛峠から比較的歩きやすいルートで登りたい人
✅ 五丈岩を見てみたい人
✅ 富士山や奥秩父の山並みを楽しみたい人
✅ 日帰りでしっかり達成感のある登山をしたい人
✅ 山頂でコーヒーや山ごはんを楽しみたい人
✅ 登山計画の大切さを学びたい人
一方で、アクセス確認をしないまま向かうのはおすすめしません。
特に大弛峠へ車で向かう場合は、山梨県側からのアクセスを基本に考え、道路状況や通行規制を必ず確認しておきましょう。
金峰山周辺で前泊・後泊するのもおすすめ
今回のように深夜出発で寝不足のまま登るのは、あまりおすすめできません。
金峰山をより安全に楽しむなら、前泊や後泊を組み合わせるのも良いと思います。
前泊すれば、朝の移動に余裕ができ、体調を整えた状態で登山を始められます。
後泊すれば、下山後に温泉や食事を楽しみながら、ゆっくり休むことができます。
山梨県側からアクセスする場合は、甲府・勝沼・山梨市周辺で宿を探すのも良さそうです。
まとめ|金峰山は絶景と反省を同時にくれた山だった

今回の金峰山登山で感じたのは、自然の美しさと、登山計画の重要性です。
山頂からの景色、五丈岩の迫力、富士山を望む眺め、山頂で飲んだコーヒー。
金峰山そのものは、本当に素晴らしい山でした。
一方で、大弛峠駐車場へのアクセスで失敗し、登山開始が遅れ、寝不足と疲労を抱えたまま登ることになった点は大きな反省です。
特に、大弛峠へ向かう場合はGoogle Mapだけに頼らず、山梨県側からのアクセスや道路状況を事前に確認することが大切です。
今回の山行で学んだことは以下です。
✅ 登山口までのアクセス確認は必須
✅ Google Mapだけに頼りすぎない
✅ 大弛峠へは山梨県側からのアクセスが安心
✅ 睡眠不足で登山しない
✅ 登山開始が遅れたら計画変更も考える
✅ 標高の高い山では体調管理が重要
✅ 山頂に着いても下山まで気を抜かない
金峰山は、初心者にも人気のあるルートがある一方で、標高の高い日本百名山です。
しっかり計画を立てて、装備を整え、安全に楽しむことが大切です。
今回の反省を次に活かしながら、また山に登りたいと思います。
金峰山、景色は本当に最高でした。
だからこそ、次に行くならもっと余裕ある計画で、最初から最後まで気持ちよく楽しみたい山です。
今回も最後まで読んでくれありがとうございます。
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