それはハッピーエンドなんだ

脱・フリーランス!起業した30代独身男の写真や音楽、生活や旅のおはなし

コンタックスとぼく(Contax T2作例有り)


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既に2021年があけて4週間が経過しました。

大人になったら時間がはやくなるって子供の時聞かされていたけど

それは本当のことなんだなぁと思い出す日々です。

 

 

 

 

 

コンタックスとぼく

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水元公園

 

昨年、2020年の年末

 

何もかも放り投げて水元公園にいった日があった

 

別になにするワケでもなくサラッと車を走らせてみた。

 

...と、その前にコンタックスとぼくの今までの歴史もよかったら

 

読んでいってもらえたら嬉しいです。

 

こちら

 

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メタセコイアの森の不思議

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メタセコイア

 

 

 

水元公園にはメタセコイアの森があって

 

少々人気なスポットなのだけど

 

平日ともなると人は少ないのでほとんど独り占め出来るほど。

 

たまに犬の散歩やお仕事が休みなのだろう人々がちらほら

 

いたり、いなかったりする。

 

 

あいにく、今日は土日ということもあって盛況な水元公園は

 

今日も家族連れが多い。

 

このメタセコイアの森にもひとつテントがはってあった。

 

なんでここでテントをはるのだろうか?と疑問に思いつつ

 

そこにあるベンチに座ってなにも考えずにあたりをみていた。

 

そのテントをはっていた家族は、なにやらゴソゴソとカバンなどから

 

お弁当などを取り出し、小さな子供と両親の3人家族はそこで

 

お弁当を食べ始めた。

 

いや、メタセコイアの森で弁当食べる??

 

ベンチで食べたらいいのに。

 

どうだっていいのだけれど。

 

 

 ぼくは別にこのメタセコイアが好きなワケでもないし

 

もとい、水元公園が好きなワケでもない。

 

ただなんとなく広い駐車場があって平日ならガラガラで

 

すっと来やすいからって理由でここにくるわけなんだけど

 

年間意外と一人でここへ来ることが多い。

 

ただ、毎回水元公園を散策しているとおもしろい人たちや

 

不思議な人に遭遇する。

 

確かこの前は犬の首輪をはずしたのか、はずれてしまったのかわからないが

 

犬種のわからない小型犬が逃げているのを、ワーキャーいいながら

 

追いかける女性。

 

逃げる犬も逃げる犬だし、

 

笑いながらワーキャーひとりで追いかけてる女性も女性。

 

「なんで逃げることがあんねん」ってひとりでつぶやきながら

 

ニヤニヤしていた。

 

 

 

 

お父さんと、ひいおばあちゃんの思い出

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水元公園

 

ぼんやり水元公園を歩くことで、意外と心がすっきりしたり

 

思いがけないことを思い出したりするもんで

 

それは歩いてる時はなにも考えていないとしても

 

こうやって現像されて戻ってきた現像データをみながら 

 

思い出すこともたくさんあるわけで..

 

それらは全て、この水元公園の仕業なのだ。

 

子供の頃、そうだなぁ、ぼくがまだ4つとかそのくらいの頃。

 

近所にゴーカートや不思議な自転車などの乗り物が乗れる公園

 

施設と言えばいいだろうか?そのようなものがあり

 

よく週末、父親と行った。はじめのころは兄や姉も一緒にいっていたんだ

 

近所のお弁当屋さんでお弁当やお茶などを買って。

 

歳が離れている兄弟だったこともあり次第にぼくと父親だけになっていった。

 

週末、そこの公園の真ん中に自動販売機と青いベンチがあるスペースで

 

父親はたばこを吸いながらこっちをみていた。

 

ぼくはゴーカートに乗ったり、なにか乗り物に乗って遊んだりしていた。

 

あの頃は、とても幸せだった。なにもかもがうまくいっている感じがした

 

週末になれば父親と遊びにいき、平日の家では兄や姉は学校にいかねばならないので

 

ぼくは一人家でひいおばあちゃんと過ごすのだ。

 

ひいおばあちゃんは優しくて、ぼくに飲み物を買ってくれたり

 

一緒に近所のコンビニまでガラガラをひっぱりながら散歩に出かけたりする。

 

まだその当時はコンビニといっても家族経営のところが多くて

 

ぼくとひいおばあちゃんがその店に入っていくと、「あらー可愛いお孫さん」なんて

 

言われて、ぼくも照れ笑いしたもんだった。

 

でも、こんなことを思い出していたらこんなこともひとつ思い出した。

 

ある日、ひいおばあちゃんが1000円札をぼくに渡してくれて

 

「これで好きなもの買っておいで、おばあちゃんはお赤飯とサイダーが飲みたいよ」

 

そういうもんだから、近所のコンビニまで歩いて行ったんだ

 

その時、ポロシャツのような服を着ていたぼくは

 

胸ポケットにその大きなお金をしまった。

 

そして、お店についておばあちゃんが欲しがっていたものを選んで

 

レジまで持っていく。いつも優しくしてくれる店員さんが

 

「あら、今日はぼくひとり?」なんて聞いてくる。

 

なんとなく照れながら胸ポケットにいれた1000円札を出そうとすると

 

いつの間にか無くなっていた!!!

 

風の強い日で、きっと知らぬ間に飛ばされてしまったんだろう。

 

大慌てで来た道を戻ったが、あの大事なひいおばあちゃんのお金は見つからなかった。

 

事情を説明すると、ひいおばあちゃんは

 

「おっちょこちょいのトシだねぇ。誰かがその1000円札を拾って

 喜んでいるかもしれないね。仕方のないことだからだいじょうぶだよ」

 

と、優しく笑ってくれたことをはっきり覚えている。

 

その時、1000円札探しに急いで戻ったあの直線の道

 

せいぜい200m程度もないような道なのに息を切らして走って探した。

 

その時、結局赤飯とサイダーをどうしたかは覚えていない。

 

あの優しい店員さんが「お金は今度でいい」とかいって受け取ったのか

 

それとも何もかも投げ出して走って探しに戻ったのか

 

定かじゃない、ただおばあちゃんが

 

おっちょこちょいのぼくに優しく声をかけてくれたことだけはしっかり鮮明に覚えている。

 

あの日の、あの光の時間の中のことを

 

この日の水元公園の写真は思い出させてくれる。

 

それが写真の素敵なところなんだ。

 

 

 

 

湯島天神

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2020湯島天神

 

ある年の瀬の湯島天神

 

近所にある、安井商店さんに額装写真用の

 

マットを購入しに行った日にこのあたりを歩いていた。

 

湯島天神が綺麗に黄色く燃えていたので

 

車が来ないことを確認しながら車道で撮った。

 

ぼくが中学3年声の頃、父親が珍しく

 

「受験成功を祈願しといたぞ」といってくれたのが

 

ここ湯島天神のお守りだった。

 

なにを想ってそんなことをしたのか、想いはある父親だが

 

きっとなにかのついででこの近所に立ち寄って、

 

そのついでの延長でぼくにお守りを買ったであろうことは

 

別に聞かされてなくても、ぼくは知っているのだ。

 

ぼくの父親はそんな男で、ぼくは意外にそういうところが好きだったりする。

 

大したことないことを大袈裟に、さも正当化する父親の顔が浮かぶし

 

ぼくもその血を脈々と受け継いでるのであった。

 

ただ、そこに信念というとこれまた大袈裟だが

 

「相手を喜ばせたい」という想いが込められていることを

 

ぼくはあなたの息子として一番よく知っている。

 

誰かがあなたを笑っても、ぼくを笑っても

 

その揺るがない事実だけは、ただそこに在ることをぼくは知っているので

 

それだけでいいよね、と思う。

 

でも、きっとぼくは父親よりもう少し人に寄り添える人間になりたいと

 

思ったりしていますヨ。

 

 

 

 

日産ラシーン

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16万キロを超えたラシーン

 

激安で購入した、日産ラシーン

 

あんな値段で買えていいのかという破格も破格。

 

ちゃんと動くの?と心配さえする金額で買った。

 

こいつは遥か遠く岡山から陸運でやってきた。

 

数枚の諭吉をちょっと重ねて購入した。

 

もちろん状態が状態ということもあり、現在は車検のついでに修理中

 

もちろん、そこそこの金額がかかってしまうのは仕方のない事なのだけど

 

ぼくは車が好きだ。

 

車体がどうの、時代がどうのってことはよくわからない。

 

車が大好きな親友がいるから、なんとなく車のことをふんわりと匂いだけ

 

知っているという程度だ。

 

でも、そいつがとってもセンスがいい仲間だから

 

たまたま、一緒に仕事を向かう車の中で「あの車とかええやん」と

 

言って指さしたのがラシーンだった。

 

「おぉいいね、かっこいい!」

 

その週末には、ラシーンを買っていた

 

結局さ、ほしいもんとかやりたいこととか

 

お金とか時間とかいろいろあるけど、

 

なんやかんやいうて、やるかやらないかなんだよなぁ。

 

それぞれ有線順位とかあるのだろうけどね。

 

あの日のぼくは、ラシーンに出会って、即購入という

 

本当のスピードを見せた。

 

若い頃のぼくは、10万キロを超えた車は危険だとおもっていたけど

 

メンテナンスをしっかりして、愛していれば長く乗れる

 

それは20万だって30万だって、きっと乗れるのだ。

 

アメリカ大陸で走っている日本車は驚くべき距離数を走っているのだけど

 

まぁ信号の多い島国日本じゃそれが10万キロって言われちゃうのも仕方のないことなのかもしれないけどね。

 

 

 

 

 

秋葉原

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秋葉原駅前

 

秋葉原駅前にはおもしろいエピソードがいくつかあるのだけれど

 

それはまた次回のときにしようと思う。

 

友人とお酒を飲んで笑い転げていた話や、不思議な夜の話など

 

特別、秋葉原に強い思い入れや何度も飲み歩いているワケではないのに

 

強烈に染み込まれた記憶っていうのが、その土地ごとにあったりする。

 

叩き込まれるような、出来事や記憶じゃなく

 

そん時はやわらかいものだったのに、徐々に記憶に染み込んでいく感覚。

 

例えば、京都から東京に帰るための最後の日

 

マンションから女性が飛び降りて、その場に立ち合わせたぼくは

 

警察呼んだりで結局帰れなくなる話。。。などこれは脳裏に叩きつけられた記憶。。

 

そうじゃない思い出や記憶は、やっぱり染み込んでいくっていう表現が

 

的確のように思う。

 

ながながとここまでお付き合いしていただいて

 

ありがとうございました。

 

とにかく写真は楽しいな!

 

それではまた。

 

 

 

現像所はこちらを利用させていただきました。