いろんなご縁があって先日劇団員の方の宣材写真を撮影して来ました。
掲載許可をいただいていたのでブログに掲載することにしました!
ぼくの写真、というか仕事に対する想いなどをまとめていきたいと思います。
宣材写真の依頼
普段、宣材写真やプロフィール写真
家族写真やお子さんの写真などを撮影しているのですが
今回はちょっと驚きのところから撮影依頼がやってきて
掲載許可もいただくことができたのでブログを書いているというところです。(嬉)
かんのゆうか
今回、撮影依頼をくださったのは彼女
かんのゆうか さん
ここでは、もう素で書かせてもらいますが
ゆうかちゃんとの出会いは京都でした。
2019年11月〜12月、京都に一ヶ月滞在していたときの後半
宿泊していたゲストハウスのロビーで出会いました。
夜な夜な、友達とお酒を浴びてベラベラ喋っていたら
ゆうかちゃんがやってきて、「あ、ども」からはじまりました。
ぼくの持ち前のこのフランクさで(酔っ払っていて)
「ども〜はじめまして〜」なんていって話し始めたのがきっかけなんですけど
小一時間一緒にロビーでお酒を飲んで、ぼくは一足先に部屋に戻って休んだんです。
そのあと、ぼくの友人はゆうかちゃんと一緒にお話をしていたようですが
結局、その時の1時間ちょっとがゆうかちゃんとのはじめての出会いでした。
その時、彼女が東北出身だったこととか結婚式の関係で京都に来ているとか
そんな話をしたんだよね。ちょっと酔っ払っていてはっきり覚えていないんだけれど...
そして、彼女が劇団員をしているとか話も聞いていたと思うんだけど
そのあたりがさっぱり抜けちゃってるんですが、、それから数ヶ月経って
「撮影のお願いって出来ますか?」と連絡が来たのが再開のきっかけになりました。
考えるきっかけ
そして、そんなきっかけで出会ったゆうかちゃんから
今回撮影をお願いしたいと言われたのが「宣材写真」についてでした。
すぐに日にちを決めることにして、撮影をしてきたのですが
この撮影で改めて、「写真について」・「仕事について」を
考えるきっかけがあったので残しておきたいと思って
この記事を書いているところです。
写真について、仕事について
今回の撮影で改めて考えるきっかけになったのは
ゆうかちゃんとのふとした会話がきっかけでした。
合流 → 打ち合わせ → 撮影開始
といういつもの流れがあるのですが
ぼくに次の予定があったため、ある程度時間が限られてるなかでの撮影でした。
限られた短い時間のなかで、相手の方が求めている写真を汲み取り
それを形にしていく作業っていうのはなかなかエネルギーがいるので
合流 → 打ち合わせ のココ!めっちゃ大事なんですよ。
ゆうかちゃんに会うのは久しぶりだし、京都の泥酔ぶりだし
東京は上野だし、夏だから暑いし、汗だらだらだし、とまぁいろいろ絡み合って大変。
それに、全くの初見のお客さんだったらある程度いつものフローで仕事をやっていけるんだけど
いかんせんちょっと関係性があるとなると、初見じゃないので
その方が話したいことがいっぱいあって大変。でも時間が限られてる〜 という状況。
ここで、早速ゆうかちゃんに
@今回、宣材写真希望ってことだったけどどんな写真がいいんですか?
@自分をこう表現したい〜とかあるの?
すると返事が「ん〜あんまりこれっていうのは..!自然な感じで楽しく撮ってくれたらいいかなぁ〜って思って!」
と。これだけ聞くと「ええ〜きまってないんかーーーい!」って思うんですけど
全然違くって、実はこれ、ぼくの聞き方がめちゃくちゃ悪いんですよね。
@ド直球にストレートに真正面からぶつかって答えやすい人とそうでない人がいる
はずなのに、それを無視したこの品のない質問...すぐに反省しました。
上野駅から上野公園までの短い距離を歩きながら大袈裟にアイスブレイクをします。
このちょっとの時間でなるべく彼女がどういう人なのか輪郭を掴む必要があるゾと。
彼女のなんとなくぼんやりしている人柄や性格みたいなものを
いっきに引き寄せて、輪郭を掴んでおくことができるかどうかが
このあとの撮影の良し悪しに影響します。
これ普段の撮影からやっていることなんですけど、だいたい高いお金を出して
撮影依頼をくださる方の場合、求めているものがある程度はっきりしていて
事前に聞いていることがほとんどなので、当日は確認作業だけで済むんです。
ゆうかちゃんの場合は、当日にヒアリングと確認、写真として形にする
というのを約1時間〜2時間のうちにやらないといけないんですね。
ぼくは、コミニケーションをとるのが好きなので
アイスブレイクから、その人の輪郭を掴むというところまで人一倍早いと自負しているので
あまり苦じゃないんですけど、この日改めてこの重要性を感じました。
写真(仕事)はやっぱり人なんだな
カメラだとか機材だとか
もちろん最低限のものは必要だと思います。
でもやっぱり、カメラ・写真は人です。
というか、もはやこれはカメラや写真に関わらず
仕事って人だよねって、考えた撮影でした。
(誤解があるとまずいので念のため書くけど
もちろん知識と経験、技術をもった上でのお話です。)
今回の撮影はご相談の時点でいただいていた予算で対応したので
最低限の色味調整のみで対応し、レタッチしていないんですけど
モデルとなったゆうかちゃんの表現が素晴らしくて良い写真に仕上がってますね。
これは、ぼくとゆうかちゃんの共同制作って感じの作品に仕上がって
とっても満足した撮影になりました。
ご依頼くださって、ありがとう〜!ゆうかちゃん。
こ・く・ち
そして、告知です。
今回撮影依頼をくださった、かんのゆうかさん
今年の10月下旬に下北沢で舞台をやられるとのこと。
ぼくは9月15日〜10月15日(予定)で
四国お遍路旅をするのですが、ちょうど帰って来てるくらいに
下北沢で舞台をやられるという話を聞いたので
こちらのブログでも告知協力したいと思い書かせてもらいました。
こちらに詳細が来ましたら、ブログでも紹介しようと思っています。
ぼくもスケジュールがあえば伺おうと思っているので
ご興味の方、いらっしゃいましたら是非かんのゆうかさんのinstagramなども
チェックしてみてください!