それはハッピーエンドなんだ

フリーランスを卒業して起業した30代独身男の、写真と音楽と旅と日常の記録。

【実写レビュー】SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artを3年使い倒してわかった魅力と弱点|ポートレート作例あり


SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artの外観写真

SIGMAのポートレート最強単焦点レンズ。

……と、ぼくが勝手に思い続けているのが、このSIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artです。

購入してから3年以上、実際にかなり使い倒してきました。

ポートレート撮影を中心に、旅でも、日常でも、作品撮りでも活躍してきた一本です。

 

この記事では、SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artを3年使って感じたリアルな使用感と、ポートレートでなぜ今もこのレンズを選ぶのかを、作例も交えながらまとめていきます。

これから50mm単焦点レンズを買おうか悩んでいる方、SIGMA Artラインが気になっている方の参考になれば嬉しいです。

 

 

SIGMA(シグマ)のArtラインについて

SIGMA Artラインのレンズ外観

3年ほど前、ぼくは「ポートレートにしっかり向き合える単焦点レンズがほしい」と考えていました。

Nikonのカメラを使っていたので、最初は純正レンズを中心に探していたのですが、たまたまTwitterで「SIGMAの50mm譲ります」という投稿を見つけたのがきっかけでした。

決め手は、Artラインという名前の格好よさと、黒を基調にしたシンプルで無骨なデザイン、そしてネット上での評判の良さです。

 

当時のぼくは、スペックを細かく比較して冷静に決めたというより、

「これは持っていたら絶対テンション上がるやつだ」

という直感で動いていました。

でも、結果的にはその直感は大正解でした。

 

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f1.4の魅力

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artで撮影した作例

購入当初は、実は焦点距離そのものにそこまで強いこだわりはありませんでした。

ただ、ずっとズームレンズを使っていたぼくにとって、F1.4まで開けられる世界はものすごく新鮮でした。

 

「明るいレンズってこんなに違うのか」

「背景の溶け方、めちゃくちゃ気持ちいいな」

「しかも見た目までかっこいい」

 

そんなふうに、かなり素直に感動したのを覚えています。

ズームレンズの便利さはもちろん知っていましたが、単焦点レンズには単焦点レンズにしかない魅力があるんですよね。

それは、写りそのものだけではなく、撮る側の気持ちを変えてくれるところにもあると思っています。

単焦点レンズの“職人っぽさ”に惹かれた

単焦点レンズ SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art の外観

それまでぼくが主に使っていたのは、Nikonの標準ズームレンズでした。

便利なのは間違いないですし、旅でもスナップでも本当に頼れるレンズです。

でも、当時のぼくはそこから一歩抜け出したかったんです。

 

ズームで何でも撮れるのは便利だけど、

「もっと一枚一枚に意識を向けて撮りたい」

「一本のレンズと付き合いながら写真を覚えたい」

そんな気持ちが強くなっていました。

 

そこで単焦点レンズに惹かれたわけですが、このSIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artは、まさにその気分にぴったりでした。

大きくて、重くて、決して気軽なレンズではないです。

でも、そのぶん「ちゃんと撮るぞ」という気持ちにさせてくれる。

このレンズには、そういう不思議な力があります。

当時使っていたズームレンズはこちら

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ちなみにアメリカ大陸横断旅のときに持っていったレンズは、

AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

の2本でした。

この2本があれば、広角から標準、旅先の記録から人物撮影まで、かなり幅広く対応できます。

3年以上SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artを使った感想

焦点距離50mmという選択が、結局いちばんしっくりきた

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artで撮影した人物作例

50mmという焦点距離については、使い始めてからの方が理解が深まりました。

最初はただ「明るい単焦点が欲しい」だったのですが、実際にポートレートを撮り続けるうちに、

被写体との距離感がちょうどいい

というのが、最大の魅力だと気づきました。

 

35mmだと少し広くて背景も入りやすい。

85mmだと人物は綺麗に抜けるけど、距離が少し遠い。

135mmまでいくと、さらに圧縮感やボケは魅力的だけど、コミュニケーションの距離としては遠くなる。

 

その点、50mmは近すぎず遠すぎずで、街中でも、自然の中でも、被写体と会話しながら撮りやすい距離感です。

ぼくが主に撮ってきたのはプロモデルさんだけではなく、素人さんやアマチュアの方も多かったので、この距離感は本当に大きかったです。

写真に対する考え方で焦点距離は選ぶといい

50mm単焦点で撮影したポートレート作例

レンズの焦点距離って、本当に沼だと思います。

ぼく自身も、35mm、85mm、135mmと何度も興味を持っては「やっぱり50mmかな」と戻ってきました。

 

でも、今ならわかります。

焦点距離は、性能表だけで選ぶというよりも、自分がどういう距離感で人を撮りたいかで選ぶのがいちばんしっくりきます。

 

街中で撮ることが多いのか。

背景をどこまで入れたいのか。

被写体とどれぐらい会話しながら撮りたいのか。

 

その答えが、ぼくにとっては50mmでした。

良いところ

・高画質でカリッとした描写

・F1.4ならではの柔らかいボケ

・黒基調のシンプルなデザインがかっこいい

・50mmの距離感がポートレートにちょうどいい

・単焦点らしい“撮っている感”が強い

わるいところ

・とにかく大きい

・とにかく重い

・見た目に迫力があるので威圧感が出やすい

・室内や狭い場所では距離が取りづらいことがある

まとめ

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artで撮影したポートレート作例

SIGMAの単焦点レンズ50mm F1.4 DG HSM Artは、ぼくにとって長く使い続けてきた大切な一本です。

大きいし、重いし、決して万人向けに“軽快なレンズ”ではありません。

でも、その代わりに、高画質で、シャープで、存在感のある一枚をきちんと返してくれます。

 

特にポートレートを撮る方で、

・50mmの距離感が好き
・しっかり背景をぼかしたい
・カリッとした描写が好き
・一本を長く使い込みたい

そんな方には、今でもかなり魅力的なレンズだと思います。

 

最近はフィルムカメラで遊ぶことも増えて、このレンズの出番は少し減っていました。

それでも、こうして見返すと改めて思います。

やっぱりSIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artは最高です。

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