Day6.5 クロスロードの伝説は危険がいっぱい(2016.6.13)


 

 

グレイスランドをあとにした僕たちは

次の目的地である、ニューオリンズへ向かうことになっています。

まず、ニューオリンズがどこかというとですね

 

ざっくり見て、ここです。

 

ぐいぐい〜と近づいてみると・・・

 

この間、だいたい650kmぐらいかな。

アメリカ最南端っていっていいですか!

そしてシカゴからグイグイ〜っとストレートにくだったところにあるのがここ

ニューオリンズ

僕たちはルート66を横断するので結局また真上にあるシカゴに戻ることになるんですけど

これで立派な縦断ってことになりますね!😂

すごい・・・・自分でもすごいと思う・・・笑

 

メンフィス〜グレイスランド観光〜からのニューオリンズ・・・

の!そ・の・ま・え・に!

 

必ず寄らなければならない場所があるんですよ、僕たちには・・・・。

 

 

えー地図でいうとここですね。

ミシシッピ川のほんと隣あたりなんですが・・・

 

ここはかの有名なブルースギタリスト・・・

ロバート・ジョンソンが悪魔と取引をした場所とされている場所です。

メンフィスからニューオリンズまで、高速乗っかってヴァ〜!っと走っちゃえば6時間〜7時間ぐらいでつくんですがね

僕たちは絶対にここに寄りたいっていうんでね、行ってきたんです。

 

国道61号線を南下し、国道49号線とぶつかるその場所

ここが伝説となっている場所、悪魔と取引した・・・クロスロード。

僕としてはね、とてもすごく深いふか〜い意味のある道のりでした。

というのは、ブルースやロック、ロックンロールを愛する世の中の親父・・・

世間でいう40〜50〜ぐらいの人はよくわかるかもしれませんが・・・

 

まず、国道61号線というのはすごくアメリカの歴史・音楽の歴史とは深いものがあります。

ディランがうたった追憶のハイウェイ61はこの道のことを指すし

その横にはハイウェイ51も走っています。(これもディランがうたってますね)

 

歌詞にも注目していただきたいところですが、ここでは割愛します。

そして、この道を延々とくだって49号線とぶつかる場所に

あのブルースシンガー、ロバートジョンソンの契約場所があるという。

 

なんとも、僕にとってはルート66を走るよりも

もしかしたら、めちゃくちゃに大きなことだったかもしれません。

 

興味ない方からすれば、ただの道でしかありませんが

僕にとっては人生そのもの。大袈裟じゃありません。

ロックンロールを好きになった、あの日から

ボブ・ディランというシンガーを好きになったあの日から

いつか旅をしたいと思っていた道、それが国道61号線でした。

それを本当に、本当に走っているわけですからね

こんなに嬉しいことはありませんよ。ほんとに・・・・。

 

そして、到着しました

話では散々知っていた、クロスロードの伝説・・・

その場所へ来てしまいました!!

 

ぐぐぐ〜と寄って・・・・

 

 

いや〜きちゃいましたね〜

この場所に・・・

 

そして、僕たち二人は興奮しながら

車に注意をしてここで写真を撮影していたんです・・・

 

でも、ちょっと車通りが多かったもんでね

本当に本当に注意しながら撮影していたんです。

 

なんせ、このオブジェ

本当に交差点にあるもんで撮影するのは邪魔なんですよ。

 

 

で、僕と友達はですね

写真に夢中になったり、僕に関してはレンズを交換したりしていたので

このオブジェを中心に二人は離れてしまいました。(といってもそんな遠くない)

そして僕は気づいてしまったんです。

 

ん?なんかちょっとあれ?

なんか、空気が今までと違う。ぞ?

 

そうです。僕たちはさっきまでがっつり観光地にいました。

いろんな人種の方々がいるところにいたわけですよ。

さっきのグレイスランドに関しては日本人は見かけない、、にしても

白人・黒人・アジア人・・・いろんな人がいました・・・が!?

お?!ここは?!なんと!?黒人しか?!いない!?!?!?!?!?!?!

 

通る車、通る車

怖い車ばかり。怖い車というのは

別に高級車で黒塗り〜とかじゃないです。

 

はっきり言うと、おんぼろポンコツ

ヒップホップのような音をばこばこ鳴らしている車、です。

 

(はいはいはいはい〜そういう感じね〜はいはいはいはい〜)

 

なんて心で思っていたら、一台の車にクラクションを鳴らされました!

近くにいた友人とふたりで「!?!?!?!?!」と驚き飛び上がりました。(笑)

 

きっと、友達もすぐに気づいたんでしょうね

この感じと雰囲気に。

 

ラクションの方をみると、大きなSUVの車に乗った

黒人のお兄ちゃん二人組がこのクロスロードのオブジェを指さし、

そして僕たちを見て「グッド」と親指をあげて笑ってきたのです。

 

とっさに、にこにこ返しながら僕たちも親指をつきあげ

グッ!😃と返事をしました。(内心ドキドキばくばく)

 

結果的にいえば、「珍しい日本人、ブルース好きかい?いいじゃねぇか!しぶいねぇ!」みたいな感じですよ。よかった。

けどもですね

こんな場所観光で来る人も少ないだろうし

観光にくるにしても、なにもなさすぎ。

しーかーも!?こんなところに日本人。

明らかに珍しすぎる!珍しいにもほどがある!

しかも、僕たちの身なりでしょ。カメラ構えてる今年27歳。

でも、アメリカの27歳っていうたらもーかなりおっさんですからね。笑

僕たちなんて大学生ぐらいにしか見えませんし、体格的に考えたら

下手したら高校生ぐらいでもいけるぐらいですよ。

 

物珍しくて、そういうことにもなりますよね。

 

しかも、その後

信号待ちをしている黒人ヒップホップ大好きお兄さん(これはまじでやばいぶっ飛んでる感じ)に「へいジャパニーズ!」的に声をかけられ、にこにこ笑いながら頭がんがんふって、こっちをニタニタ見てきていました。(こわ〜!)

 

 

どんだけ怖い場所なんや!と思いつつ、ちょうどこの写真を撮影し

そろそろ車に戻ろうかな〜なんて思ってですね

友達がいるであろう方向をみたらですね、、、、

 

 

?!!?!?!?!?

なんかなんか、声かけられてるー!!!!!!

 

 

さすがにレンズを向けることができませんでしたが

えー、ひとことではっきり言うとですね

浮浪者であることは間違いないのですが

病気なんですよ、その人。

足が悪くて、目もおかしくなってました。喋ることもろくにできない黒人のおばさん。

ガッリガリでね、誰がどうみてもこの先命短いだろ?!みたいな人。

 

言葉悪いけど、乞食。しかも病気を患った

もう、間違いなく・・・命の短い乞食。

(ちょどこのあたり)

(ほらやっぱり、、Google Mapでも謎なタイプの人いるし)

 

 

 

友達が声をかけられていて、なにかせがまれてるようでした。

片足が悪いので、ぴょんぴょん飛び跳ねながら

逃げるように去ろうとしている友達を追いかけています。

 

僕と友達の距離約30mほど。

そこから友達が僕の方へ向かってきています。

もちろん、その人も一緒についてきます。

いや〜、もうこれはどうしたものか。どうしたらよいのか。

 

友人、浮浪者は僕のところまでたどり着き

その浮浪者は僕にこう言いました。(雰囲気です)

 

浮「お腹が減っている、あそこでバーガーを買いたい。そのために2ドルくれないか」

 

何を言っているのか本当にわからない、半分叫びのようなしゃがれた声で

そう言われた。

 

ぼく「お金はない(財布は車だったため)、もちろん4ドルもないよ、小銭ならあるけど」とポケットにあったクォーターを見せる。

 

浮浪者はもちろん、4ドルだ。4ドルだせ。と叫ぶ。

困ったぼくは「4ドルはない、けどこのコインだったらあげる、ごめんね」と伝えた。

 

その人は、あきらめずにずっとついてきたが

途中でようやくいなくなった。僕も友達もこのときばかりはとても怖かった。

 

まわりは黒人だらけで、しかも明らかに治安がよろしくない。

誰も助けてくれる感じでもないし、浮浪者はどこまでも付いてくる。

 

ニューヨークとかにいる浮浪者はまだ

ダンボールに何かを買いてお金を乞うけれど

この人は違う、明らかに病気で頭もおかしくなってしまっている

ある程度、普通に話せる人なら「これしかない、ごめんね」で済むんだけど

これは普通に話せないタイプの人だ。と思ったとき

 

すっごくこわかったな〜。ついてきたのもすっごいこわかった。

 

そして、怖いことは続きます。

 

 

さっきの浮浪者がいなくなったもんで、

僕と友達は車にカメラを置いて、このお店で水を買うことにしたんですよ。

(怖くて、喉が一気に乾いたため)

 

でさ、ここ確実に、、、うーん。

ちょっと言いにくいけど、黒人エリアなんです。

そんで、それなのにさ

この一番左のお店の店員さん白人だったのね。

ちょっと小さめのお兄さんで、イケメンだったんだけど。

水をもってさ、レジまで持って行ったらさポケットにさ

拳銃もっててね、うん、震えました。そういう感じなのね、このエリア。

 

友達と震え上がりながら車乗り込みましたよ。

イケメン白人、護衛のためにピストル持つよな。当たり前だよな。

明らかに治安よろしくないもの、ここら。

 

・・・と、言いつつもね

車出るときに僕たちに道を譲ってくれた黒人の老夫婦は笑顔で譲ってくれてね

考えちゃいましたよね。

 

色ではないけど、やっぱり怖いものは怖いよな、と。

 

貴重な体験をし、僕たちはニューオリンズへ向かいました。